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2006年9月23日 (土)

斧(おの)を見る日間(ひま)

  ある教育雑誌に上の題で書かれた文章が載っていました。次のような内容です。
エレベーターに乗って、行きたい階の番号を押し、続いて、ドアを閉じるボタンを押そうとしたとき、ふと思った。そのボタンを押さなくても数秒たてばドアは自動で閉じて動き出すのだ。その数秒が待てない人間に自分はいつからなってしまった のだろう・・・と。
懸命に木を伐採していると、いつの間にか斧を振ることだけに没頭してしまい肝心の斧が刃こぼれして切れが悪くなっていたり、柄(え)が抜けそうになっているのに気がつかなくなってしまいがちである。がむしゃらに斧を振り続けるのでなく、時々手を休めて斧をよく見て手入 れすると、ずっと早く木を切り倒せるものだ。
 
暇(ひま)の語源は日間(ひま)であり、文字通り、日光の差し込む空間を意味しているという。日の光が入り込めないほど密集していては植物が大きく生長できないのと同じように、過密なスケジュールをこなすことに追われていると、私たちの心もいつの間にか成長することを忘れてしまう。日常の生活に忙殺されることなく、斧を顧み、手入れする時間を創り出したいものである。
   □   ◇   ◇   ☆  ○  ☆  ◇  ◇  □
 文章の紹介が長くなりましたが大事なことを指摘された思いがして心がひかれたのです。
 
 しばらくまえのことになりますが、こんな会話がけっこう多くのパソコン店でなされていたようです。
「コンピュータを使うといろいろなことができると聞いたから買おうと思って来たのだが、どんなものを買ったらよいか教えてほしい」
「分かりました。それでは、まずあなたがコンピュータを使って何をしたいのかを教えてください」
「・・・・」
「確かにコンピュータはいろいろなことに使えますが、大切なのはあなたがコンピュータを何に活用したいのかということですよ」
「それがいまいちはっきりしないんだなぁ」
 忙しいときほど、自分は何を大切にして、何を目指して歩むのかを見つめる必要があります。
 
人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。 【聖書マタイによる福音書16章26節

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