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2006年10月 5日 (木)

神様のプログラム

聖書とコンピュータシリーズ NO.8

 ロボットといえば、漫画の世界ですが手塚治虫さんの生み出した鉄腕アトムが有名です。空を飛ぶことができ、強く、優しく、成長していきます。

 アトムのように親しみやすい形はしていませんが、最近では定型の作業、精密な作業を正確に果たす優秀な産業ロボットも多く開発され、活躍しています。
 家庭向けのロボットとしては1999年に、犬型のロボットが発売され、人気を呼んでいます。犬型のロボットの他にも、家族の顔や声を認識し、物を運んだり、挨拶をしたり、留守番電話を報告したりできるロボットも出てきているようです。時々、いきなり音楽を鳴らしてダンスを始め、その時間はロボットが自分の意志で楽しんでいるように見えるということです。もちろん、あくまでもそう見えるように人間がプログラムを組んでいる訳で、ロボットには意志決定はできません。2005年の愛知万博では、トランペットなどを演奏するロボットたちによるコンサートが人気を博しました。これも、ロボットが意志をもって動いていたわけではありません。一定の状況で一定の反応をさせることや、あらかじめ用意してあるいくつかのプログラムのどれかを実行するように人間が仕組むことは可能ですが、ロボットに考えさせること、問題の解き方自体を考案させるところまではいっていません。

  自分で考えることのできる「人工知能」の研究はどんどん進むようにみえたのですが、大きな壁にぶつかって止まっています。それは、人間の脳のアイデアを生む仕組みそのものが明らかになっていないのに、人間の脳の働きを再現させることはできないということが分かってきたからです。複雑に脳神経の絡み合った人間の脳の仕組みを明らかにする研究は、まだ入り口に立ったところというのが定説のようです。

 科学が進むに連れて、生物のすばらしい仕組みが次第に明らかになっていますが、その仕組みを人間が作り出すことができるかどうかということは、また別の問題です。遺伝子の組み替えなども、適用、応用であって、創造ではありません。
 蟻(あり)一つとってみても、あの大きさでセンサーと動力と集団社会を営む習性、いろいろな本能を備えたロボットを作ることは、まず不可能ではないでしょうか。
 すばらしい勢いで進んできたコンピュータの開発も、加工の精度が肉眼では見えない、ウイルスの大きさに近い小さなものを扱うところまで来ていて、普通の物理法則が通用しなくなる量子力学の世界の少し手前に達しているのだそうです。技術の改良は今しばらく進むけれど、技術の改革、新天地を開くことは困難なところに間もなく到達する・・・科学技術に詳しい人ほどそれを感じているようです。

 科学が進むにつれて、自然界を構成された神様のプログラムのすばらしさ、人間の及ばなさが明らかになってくるというのが本当のところではないでしょうか。 
    聖書の言葉
  神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと
認められ
・・・               ローマ人への手紙 1:20

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