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2006年10月25日 (水)

ふしぎ

わたしは ふしぎで たまらない

くろい くもから ふる あめが

ぎんに ひかって いることが

わたしは ふしぎで たまらない

あおい くわの は たべている

かいこが しろく なる ことが

わたしは ふしぎで たまらない

たれも いじらぬ ゆうがおが

ひとりで ぱらりと ひらくのが

わたしは ふしぎで たまらない

たれに きいても わらってて

あたりまえだ、 と いう ことが 

 今日から、しばらく金子みすゞの詩を掲載させていただきます。出典はJULA出版局発行の『金子みすゞ ほしとたんぽぽ』という絵本(上野紀子・絵)です。1985年第一版。手元にあるのは、2005年8月11日第44刷となっています。金子みすゞは1903年(明治36年)山口県仙崎に生まれ、20歳のころ、下関に移り住み、童謡を書き始めました。26歳の若さで世を去りましたが、近年注目されるようになり、松たか子主演の「明るいほうへ明るいほうへ」で、その生涯が描かれました。「ふしぎ」という詩には、主体的に学ぶための原動力となる知的好奇心、探求心が端的に描かれていると思います。簡単に当たり前に思ってしまうことで私たちはどんなに多くの「ふしぎ」を見過ごしてしまっていることでしょう。ニュートンが万有引力の法則を発見する以前にも、多くの人がりんごの落下を目にしていたのです。聖書のことば

私の目を開いてください。 私が、あなた(神さま)のみおしえのうちにある奇(くす)しいことに目を留めるようにしてください。

  詩篇119篇18節

明日は、教科書にもとりあげられている詩を紹介させていただきます。

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