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2006年12月10日 (日)

♪「きよし この夜」

クリスマスの讃美歌の中でもっとも有名でよく歌われるのは、このうたではないでしょうか。

「聖夜(せいや)」

「きよしこのよる」

由木康作詞・グルーバー作曲


きよしこの夜 星は光り
すくいの御子
(みこ)は 御母(みはは)の胸に
ねむりたもう 
夢やすく

きよしこの夜 御告
(みつげ)受けし
羊飼いらは 御子の御前(みまえ)
ぬかずきぬ かしこみて

きよしこの夜 御子の笑みに
めぐみの御代
(みよ)の 朝(あした)の光
(かがや)けり ほがらかに




古い版では一番の歌詞は「御母の胸に」で、50年ほど前に讃美歌が改訂されて「まぶねの中に」となりました。「夢やすく」も同じ時に「いとやすく」となっています。二番の「羊飼いらは」は「牧人(まきびと)たちは」でした。

【この曲の由来】 
 フランツ・グルーバーが聖ニコラス教会のオルガニストだった頃、聖ニコラス教会のヨーゼフ・モール牧師と親交があり、クリスマス前に「クリスマスの真の歌を作りたい」とグルーバーが提案し、二人は意気投合しました。 1818年12月25日午前4時までかかってモールが詞を書き上げ、朝9時まで寝て、詩をグルーバー届けました。しばらくしてグルーバーは楽譜を聖ニコラス教会に届けに行きました。 あいにくその朝は教会のオルガンが故障していたため、グルーバーは壁のギターを取り、モール牧師に歌って聴かせ、二人で3度の和声で歌いました。礼拝の始まる30分前のことでした。礼拝ではグルーバーが歌い、聖歌隊がこれを繰り返しました。

 他の教会の人が聖ニコラス教会を訪れ、この曲の素晴らしさに感動し、楽譜を写して各地の教会に紹介しました。その際に作詞者と作曲者の名前が書かれていなかったため、長い間作者不明でした。

 F.J.ハイドンか、弟のJ.M.ハイドンの作曲ではないかと思われていましたが、1854年にベルリンの宮廷礼拝堂が調べたところ、サルツブルグの聖ペテロ教会の聖歌隊員フェリックス・グルーバーが、その父フランツの作曲であることを証し、二人の作であることがが判りました。

 オーストラリアでは記念切手が発行されたそうです。その写真などごらんになりたい方はhttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/3902/christmas/x_carol.html

をごらんください。上記の紹介文もこのページを引用させていただきました。

  初めて教会で歌われるときにパイプオルガンがこわれていたのは、ねずみがオルガンをかじったため、とどこかで読んだことがありますが、真偽のほどは分かりません。そうだったかもしれないと思っているほうが楽しいような気がしますが、いかがでしょうか。

 さて、聖夜の歌詞のもとになったと思われる聖書の箇所をご紹介いたします。

聖書のことば

ルカによる福音書 第2章から

  2:1 そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。

2:2 これは、クレニオがシリヤの総督であったときの最初の住民登録であった。

2:3 それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。

2:4 ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、

2:5 身重になっているいいなずけの妻マリヤもいっしょに登録するためであった。

2:6 ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、

2:7 男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

  2:8 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。

2:9 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。

2:10 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。

2:11 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。

2:12 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」

2:13 すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現れて、神を賛美して言った。

2:14 「いと高き所に、栄光が、神にあるように。
  地の上に、平和が、
  御心にかなう人々にあるように。」

2:15 御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」

2:16 そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。

2:17 それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。

2:18 それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。

2:19 しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。

2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

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