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2006年12月31日 (日)

ボン・ヘッファーの祈り

  2006年の大晦日ですね。大晦日、そして新年を迎えるのに静かで力強い祈りを考えていましたら、関根一夫牧師さんのメールレターに次の詩が紹介されていました。それを掲載させていただいて本年度のフィナーレとさせていただきます。

  ドイツの神学者ボンヘッファーによる詩をお届けします。
収容所で書かれた詩です。

 「主のよき力に守られて」

主のよき力に、確かに、静かに、取り囲まれ、
不思議にも守られ、慰められて、
私はここでの日々を君たちと共に生き、
君たちと共に新年を迎えようとしています。

過ぎ去ろうとしている時は、私たちの心をなおも悩まし、
悪夢のような日々の重荷は、私たちをなおも圧し続けています。
ああ、主よ、どうかこのおびえおののく魂に、
あなたが備えている救いを与えてください。

あなたが、もし、私たちに、苦い杯を、苦汁にあふれる杯を、
なみなみとついで、差し出すなら、
私たちはそれを恐れず、感謝して、
いつくしみと愛に満ちたあなたの手から受け取りましょう。

しかし、もし、あなたが、私たちにもう一度喜びを、
この世と、まぶしいばかりに輝く太陽に対する喜びを与えてくださるなら、
私たちは過ぎ去った日々のことをすべて思い起こしましょう。
私たちのこの世の生のすべては、あなたのものです。

あなたがこの闇の中にもたらしたろうそくを、
どうか今こそ暖かく、明るく燃やしてください。
そしてできるなら、引き裂かれた私たちをもう一度、結び合わせてくださ
い。
あなたの光が夜の闇の中でこそ輝くことを、私たちは知っています。

深い静けさが私たちを包んでいる今、この時に、
私たちに、聞かせてください。
私たちのまわりに広がる目に見えない世界のあふれるばかりの音の響きを、
あなたのすべての子供たちが高らかにうたう賛美の歌声を。

主のよき力に、不思議にも守られて、
私たちは、来るべきものを安らかに待ち受けます。
神は、朝に、夕に、私たちのそばにいるでしょう。
そして、私たちが迎える新しい日々にも、神は必ず、私たちと共にいるでしょう。

ボンヘッファー著;(村椿嘉信訳):「主のよき力に守られて」
新教出版社

  関根一夫牧師様、そしてボンヘッファーさん、ありがとうございます。

  ブログを訪れてくださった方々にも感謝申し上げます。どうか、来たる年も神様に祝福されてよき年となりますように。

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