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2007年1月12日 (金)

麦を踏む心

 よく知られている 文部省唱歌に♪「冬げしき」という歌があります。
         
1 さ霧消ゆる 港江の
  舟に白し 朝の霜
  ただ水鳥の 声はして
  いまだ覚めず 岸の家

2 からす鳴きて 木に高く
  人は畑に 麦を踏む
  げに小春日の のどけしや
  かえり咲きの 花も見ゆ
 
 2番の歌詞に「人は畑に麦を踏む」とあります。せっかく伸びようとしている麦を踏むなんて、麦の身になってみると、それこそ「ムギュッ」という悲鳴が聞こえてきそうで、かわいそうな気がします。けれど、実際に麦踏みの経験のある方に話をうかがうと、決して麦が憎くて踏んでいるのではないとおっしゃいます。広辞苑には
むぎ‐ふみ【麦踏み】麦の伸び過ぎを押え、根張りをよくするため、早春、麦の芽を足で踏むこと。」と書かれています。

  人間の成長とも結びつけて考えると、根が弱いまま幹や枝が大きくなるとちょっとした試練にもひっくり返りやすいので、大きく成長するためには、浮き足立たずに足がしっかり地に着いた歩みをしなければいけないということでしょうか。

 子どもを甘やかさずに育てることの大切さを思います。そして、子どもだけでなく、大人自身の成長についてもいえることではないかとも思います。

聖書のことば    ローマ人への手紙 第5章

5:1 信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。

5:2 またキリストによって、いま私たちの立っているこの恵みに信仰によって導き入れられた私たちは、神の栄光を望んで大いに喜んでいます。

5:3 そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、

5:4 忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。

5:5 この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。

  つたない自作ですが、今ではめずらしくなった麦畑を目の当たりにして詠んだ俳句を紹介させていただきます。

麦立てり 踏まれし跡を とどめずに

 

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