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2007年1月17日 (水)

「この子らを世の光に」

 近江学園という知的障害のある児童や大人のための施設は、昭和21年に設立され、23年に滋賀県立の福祉施設となりました。

 私はこの学園のことを、この学園の創立者の糸賀一雄氏のことば、「この子らを世の光に」ということばとほとんど同時に耳にしました。

 「この子らに世の光を」ではなく、「この子らを世の光に」という精神は、今も大切に引き継がれています。

 近江学園のホームページに、このことばについてこう書かれています。http://www.pref.shiga.jp/e/omigakuen/

この子らを世の光に

『この子らを世の光に』『この子らに世の光を』の違いについて
「を」と「に」が逆になれば、この子どもたちは哀れみを求めるかわいそうな子どもになってしまいます。しかし、この子らは、みずみずしい生命にあふれ、むしろ回りの私たちに、そして世の人々に、自分の生命のみずみずしさを気づかせてくれるすばらしい人格そのものであります。
この子らこそ「世の光」であり、「世の光」たらしめるべく、私たちは努力しなければなりません。糸賀先生は最後の講義で
「この子らを世の光に・・・」の言葉とともに、大きな福祉の思想を私たちに託して逝かれました。

 私の目にした冊子では、このことばを語っておられる講義の途中で糸賀先生は倒れられ、帰らぬ人になられたと記してありました。正に命を捧げられたとの思いがして忘れられないことばとなっています。

聖書のことば ヨハネによる福音書 第8章12節

 イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」

マタイによる福音書 第5章

5:13 あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。
5:14 あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。
5:15 また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。
5:16 このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。

  イエス・キリストの光を受けて、人は世の光、地の塩となることができるのです。闇の中にいるように感じるときほど、うつむいて下ばかり見るのでなく、救い主イエス・キリストを信じて光の中を歩く者となりましょう。

 阪神・淡路大震災のすぐ後に神戸を訪れた人にあるタクシーの運転手さんはこう語ったそうです。

「確かに、大きな大きな災害です。だけどねえ、お客さん、神戸の子どもたちは、きっと、強い子になって、たくましく成長しますよ、応援してやってください。そして、何年か後にどう育っているか、見てやってください。」

 まぶしさを感ずるほどの心意気に打たれるのは私だけではないと思います。

 今日も、神様が豊かに新たな力をそそいでくださいますように。

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