« さくらの日 | トップページ | 年々歳々 »

2007年3月29日 (木)

花に目をとめる

 小学1年生を担任したことが一度だけあります。入学式が終わり、教室での話を終え、子どもと保護者を送り出して、一人で教室にたたずんでいると、花の香りがしてきました。目の前の教師机の花瓶に黄色い花がありました。フリージア・・・同僚のどなたかの心遣いに違いありません。

 フリージアは、朝から教室に香りをはなちながらたたずんでいたはずなのですが、私が気がついたのは、夕方でした。入学式の日の緊張と予定をこなすことにいっぱいで、目に入らず、したがって心に花の入ってくる余地がなかったのですね。

 このブログの初めの頃に「斧を見る日間(ひま)」という文を掲載しました。日間(ひま)の語源は、「日光のさし込む空間」だそうです。畑や花壇にぎっしりと花や野菜を植え込んだら、日光のさし込む空間がなくなってしまい、育ちもよくありません。

 年度末、そして年度初めの心もあわただしい時期・・・けれど、そうした時であるからこそ、自分がもっている斧が刃こぼれしていないかどうかをよく見て、切れ味を整えて、ことにあたりたいと思います

聖書のことば     マタイによる福音書 第6章 33節

神を第一とし、神が望まれるとおりの生活をしなさい。 そうすれば、必要なものは、神が与えてくださいます。

コリント人への手紙 第2章 15節
神様に関するかぎり、私たちの生活には、すばらしい、かぐわしい香りが漂っています。 それは、私たちのうちにあるキリスト様の香りであって、回りの救われている人々にも、救われていない人々にも、一つの香りなのです。

 ルオーという画家の絵には十字架がどこかに描かれているのだそうですが、ルオー展でキリストが十字架に架けられて息を引き取る絵に「白檀はそれを伐る斧にさえ芳香を与える」ということばを見ました。イエス・キリストの十字架における死は、まさにそういうことでありました。

 今日の一日も、キリストの香りをまとって歩むことができますように。

|

« さくらの日 | トップページ | 年々歳々 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 花に目をとめる:

« さくらの日 | トップページ | 年々歳々 »