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2007年5月29日 (火)

存在そのものを愛してくださる方

  「最後の晩餐」という絵をご覧になったことがあると思います。イエス・キリストは十二人の弟子たちと特別の晩餐をしてから、ゲツセマネというところに行かれました。オリーブからオイルを絞るところだったようです。

聖書 マタイによる福音書 第26章  ゲツセマネでの祈り

26:36 それから(最後の晩餐を終えてから)イエスは弟子たちといっしょにゲツセマネという所に来て、彼らに言われた。「わたしがあそこに行って祈っている間、ここにすわっていなさい。」
26:37 それから、ペテロとゼベダイの子ふたりとをいっしょに連れて行かれたが、イエスは悲しみもだえ始められた。
26:38 そのとき、イエスは彼らに言われた。「わたしは悲しみのあまり死ぬほどです。ここを離れないで、わたしといっしょに目をさましていなさい。」
26:39 それから、イエスは少し進んで行って、ひれ伏して祈って言われた。「わが父よ。できますならば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願うようにではなく、あなたのみこころのように、なさってください。」
26:40 それから、イエスは弟子たちのところに戻って来て、彼らの眠っているのを見つけ、ペテロに言われた。「あなたがたは、そんなに、一時間でも、わたしといっしょに目をさましていることができなかったのか。
26:41 誘惑に陥らないように、目をさまして、祈っていなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです。」
26:42 イエスは二度目に離れて行き、祈って言われた。「わが父よ。どうしても飲まずには済まされぬ杯でしたら、どうぞみこころのとおりをなさってください。」
26:43 イエスが戻って来て、ご覧になると、彼らはまたも眠っていた。目をあけていることができなかったのである。
26:44 イエスは、またも彼らを置いて行かれ、もう一度同じことをくり返して三度目の祈りをされた。
26:45 それから、イエスは弟子たちのところに来て言われた。「まだ眠って休んでいるのですか。見なさい。時が来ました。人の子は罪人たちの手に渡されるのです。

  すべての人の罪を背負って、その身代わりに十字架にかかることはイエス・キリストにとって、肉体的にも想像を絶するつらいことでしたが、それにも増して、神から隔絶される状態に入る耐え難いことでありました。それでも、「どうしても飲まずには済まされぬ杯でしたら、どうぞみこころのとおりをなさってください。」と神様にゆだねて、御心にしたがったイエス・キリストの姿が描かれています。

 弟子たちは、このゲツセマネに来る前に、イエス・キリストから離れないと口々に語ったのでしたが、これから起こることへの大きな不安と悲しみがあったのでしょう、再三、イエスに「目をさまして祈っていなさい。」と言われても起きていることができなかったのです。

 イエス・キリストは、さびしかったでしょう。この世に遣わされて、一番大事な時を迎えようとしているのに、弟子たちは眠り込んでしまい、起きて祈っていることができなかったのですから。

 けれど、イエスは、「心は燃えていても、肉体は弱い」弟子たちを見捨てることなく、激怒して責めることもなさらず、十字架の死への道に進んで行かれました。弟子たちを、そして救い主としてイエス・キリストと、キリストを遣わされた神様を信ずる人たちを救うために・・・・・。

  わたしたちには、心で願っていることをやり抜き、成就する力がいつも備えられているわけではありません。起きていなければ、と思っていても睡魔に勝てず、逆に、眠りが必要なのに眠れない状態になってしまうこともあります。為そうとしていることがあるのに、やりとげることができないで病のために成し遂げることができないこともあるのです。

  けれど、そういう弱さをかかえている人をそのまま、まるごと、・・・何を成し遂げたか、あるいは何を成し遂げられなかったかということではなく、その人の存在そのものを愛してくださっているのが、イエス・キリストであり、キリストを遣わされた神様なのです。

聖書のことば  コリント人への手紙 第一  第13章 13節

  いつまでも残るものが三つあります。 信仰と希望と愛です。 その中で一番すぐれたものは愛です。

  つらい状況の中にあっても、弱さを感じる状況にあっても、そうした自分をそのままで愛してくださっている深い神様の愛を身近に感じてそれを受け入れ、今日という日を歩むことができますように、お祈りいたします。

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