« 田植えを待つ田んぼ | トップページ | アイーダの作曲者ヴェルディ »

2007年5月23日 (水)

強さとは・・・

  突然の書き出しですが、このところ、人間の強さということについて考えています。

  あまりに輝いている太陽のもとでは、人は安らぎを覚えることはできません。アラビアのロレンスでもそうだと思います。

 人がくつろいで憩うことが出来るのは、たとえば木漏れ日の中、よしずの陰などではないでしょうか。

 以前、ギターの前身であるリュートという楽器を造る職人が、リュートの完成寸前に楽器の胴体にあやまってひびを入れてしまい、落胆しながらも試しに弾いてみると、何と、とても深みのある音色がして、それ以後その職人の仲間たちもどのようにひびを入れると深みのある音色になるのかを熱心に追究したそうだとの文章を掲載させていただきました。

 陽光も、リュートも完全であるよりも、むしろそうではないほうが人の心を包み、憩わせることになるのは、不思議です。

 そう考えてみると、まったく悩みのない、幸せな人生をすごしていると感じている人は、他の人の心のいたみが分かりませんから、たとえばカウンセラーなどには向かないのかも知れません。

 深い悩みを体験し、そしてそこからなおも前進しようとした苦しみを経ている人ほど、悩みの中にある人から心を打ち明けられやすく、悩んでいる人とともに歩む力を豊かに備えることになる・・・全部が全部そうではないかもしれませんけれど、そういう面があるのではないでしょうか。

  人の強さとは・・・悩みや挫折を経験しないことではなく、たとえ苦しみにあってもそこから立ち上がること、立ち上がろうとし続けることではないか・・・と思うのです。

聖書のことば コリント人への手紙 第二 第12章10節

 ・・・弱い時にこそ、私(パウロ)は強いからです。――無力であればあるほど、それだけしっかりと、キリスト様によりすがるようになるからです。

 わたしたち、一人一人は神様に愛されているVIP( Very  Important

People)です。いろいろな重荷の重さをこの世の人生にしっかりと足跡を刻んで進むための力として、歩んでまいりましょう。

 新緑の五月も下旬となりました。今日の一日も前向きに歩んでいくことができますように。

|

« 田植えを待つ田んぼ | トップページ | アイーダの作曲者ヴェルディ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 強さとは・・・:

« 田植えを待つ田んぼ | トップページ | アイーダの作曲者ヴェルディ »