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2007年5月17日 (木)

芭蕉と最上川

  一日遅くなりましたが、5月16日は旅の日・・・1689(元禄2)年3月27日(新暦5月16日)、松尾芭蕉が奥の細道へ旅立ったことにちなみ、日本旅のペンクラブが1988(昭和63)年に制定とのことです。

 芭蕉の『奥の細道』の結びの地は岐阜県の大垣で、それにちなんで大垣は奥の細道に関する展示をしたり、句碑を建てたり、俳句を募集するなどの営みをしています。

 さて、『奥の細道』には「五月雨をあつめて早し最上川」という句があります。この句のもとは元禄2年(1689年)5月29日(新暦では7月15日)に詠まれた「五月雨をあつめてすずし最上川」だったそうです。

  蒸し暑い状態の宿から眺めるときには涼しさを感じさせた最上川が、五月雨が降り続いて、芭蕉が実際に舟に乗ったときには「水みなぎって舟あやうし」と感ずるほどになり、「五月雨をあつめて早し最上川」と詠まれたのだそうです。

 対岸の火事ということばがありますが、川の流れも眺めているのと実際に舟に乗ってその流れを下る場合とでは大きな違いがあるということを改めて思います。

 最上川は日本三大急流の一つに上げられているそうですが、どうも芭蕉のこの句が詠まれた後にそういわれるようになったようです。 芭蕉という一人の人、また一つの俳句の力は大きいのですね。

聖書のことば   箴言 12章 19節

真実のくちびるはいつまでも堅く立つ。 / 偽りの舌はまばたきの間だけ。

 書かれて三百年以上経っている 『奥の細道』が今も読まれているのですが、聖書の歴史、その読まれている範囲は、それをはるかに越え、古典という範疇にとどまらず、現代に生きる私たちの魂の糧となっています。

 今日も神様の祝福をいただいて歩むことができますように。

 

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