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2007年11月18日 (日)

原因と結果

 原因と結果の関係 ・・・ 因果関係と、ことばではいいますが、往々にしてそれを入れ違えてとらえてしまっていることがあるものですね。

 たとえば、「お年寄りは転ぶと体が急激に弱くなっていくので、転ばないように気をつけてあげましょう。」というような言い方があります。

 私も、そうなのかと思っていたのですが、ある日、専門家がラジオで次のように話しているのを聞き、あっ、そうなのかと教えられたのです。

 「実は、転んだことが、体が衰えていく原因なのではないのです。体が衰えているから転びやすくなって転ぶのです。」

 言われてみると、なるほど、そうなのですね。

 お年寄りは転ぶことが原因となって、体が衰えていくのではなく、衰えてきたから転ぶ ・・・ 

 でも、もう少し、考えてみました。

 体が衰え、それが原因となって転ぶ。そして、いったん転ぶと、運動する機会が制限を受けたり、あるいは安静にして寝ていることを余儀なくされると、体の衰えに拍車がかかる・・・そういうことではないでしょうか。

  ある現象の部分だけを見て思考をストップするのでなく、連続して見続けることで物事の本質や全体が見えてくる ・・・  そんなことを改めて思いました。

 転ばぬ先の杖とか、ふだんのトレーニングの大切さとか・・・これも体だけでなく思考の在り方においても大事かなと ・・・ そんなことを思った秋の日でした。

 今日は日曜日、よき日となりますように。

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コメント

 因果関係といいますと、思い出すことがあります。毎年、国府宮裸祭りがあると、けが人が出ます。これについて、このように、考える人がいます。「今年は厄年やったで、裸祭りに出たら、転んでまって、踏み潰されて大怪我したわ。やっぱ厄年なんやなー。」
 私が思うに、この方は42歳だったので、大怪我をしたのではなく、裸祭りのような危険な行事に参加したので、転んで踏み潰されたと思うのです。家でテレビを見ていたら、たぶん大怪我はしなかったでしょう。
 本人の思い込みにより、正確な因果関係が分からなくなってしまうことがあります。自分の考え方が、極端に偏っていないか、偏見などを持っていないか、常に物事を公平に判断したいものです。

投稿: 小島 | 2007年11月18日 (日) 21時12分

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