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2007年12月 8日 (土)

『サンタクロースの部屋』

 先日の暉峻淑子(てるおかいつこ)さんの本『サンタクロースを探し求めて』(岩波書店)のなかに『サンタクロースの部屋』(こぐま社)から素敵な文が引用されています。その本の著者松本享子さんは児童図書の専門家だそうです。

 すてきな内容なので、ご紹介させていただきます。

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 もう数年前のことになるが、アメリカのある児童文学評論誌に、次のような一文が掲載されていた。

「子どもたちは、遅かれ早かれ、サンタクロースが本当は誰かを知る。・・・しかし、幼い日に、心からサンタクロースの存在を信じることは、その人の中に、信じるという能力を養う。わたしたちは、サンタクロースその人のの重要さのためでなく、サンタクロースが子どもの心に働きかけて生み出すこの能力のゆえに、サンタクロースをもっと大事にしなければいけない」

 サンタクロースその人は。いつかその子の心の外に出ていってしまうだろう。だが、サンタクロースが占めていた心の空間は、その子の中に残る。この空間がある限り、人は成長に従って、サンタクロースに代わる新しい住人を、ここに迎えいれることができる。

 ・・・・・・・ のちに、いちばん崇高なものを宿すかもしれぬ心の場所が、実は幼い日にサンタクロースを住まわせることによってつくられるのだ。

     ☆ □ ◇ ☆ □ ◇ ☆ □ ◇ ☆ □ ◇ ☆ □ ◇ ☆ □ ◇

 友人の紹介でこの文を読んだとき、とても嬉しく思いました。自分一人では巡り会えなかったすてきな世界に導かれることができた感謝の念もわき上がりました。

 以来、読書の大切さなどと結んで、またピーターパンの中で、妖精のティンカーベルの命が危うくなったときの場面などともつないで、機会あるごとにお話し、紹介してきました。

 12月が進行しつつあります。 どうぞお風邪などをお召しになりませんように。

 明日は日曜日、キリスト教会の礼拝に出かけ、クリスマスの意味をりかいしていただければ嬉しく思います。

 よき日となりますように。

 

  

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