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2008年2月14日 (木)

『国境なき医師団:貫戸朋子』

 この本は、NHK「課外授業 ようこそ先輩」制作グループ+KTC中央出版 編 です。

 登場する貫戸朋子(かんと ともこ)さんは、「国境なき医師団」の日本人第一号となった方だそうです。

 母校の小学生に質問を受けながら、国境なき医師団のこと、実際にどんな働き・体験をし、どんなことを考えているのかなどを語り、ディベート「貫戸朋子の生き方は損か、得か?」などを通じて考えを深めさせていく番組は、1999年度国際エミー賞(子ども・青少年部門)を受賞。「国境なき医師団」は1999年秋、ノーベル平和賞を受賞したとのこと。

ディベート その1 そのとき、あなたならどうする?

 1本しかない酸素ボンベをもう助からないと判断された患者のために使うか、それともそれが必要になる患者のために残しておくか ・・・  こういう判断を瞬時に迫られ、5秒間だけ待って、ボンベを切った。  あなたたちはこのことをどう考えるか

 こうした重い問いに、子どもたちは懸命に考え、話し合います。

 私も、子どもたちの意見、そして貫戸さんの「死んでも自分の決めた道だから決して後悔しない」という覚悟の座った生き方にいろいろ学ぶところがありました。

国境なき医師団  MSF 〈MEDICINES SANS FRONTIERES〉

 1971年にフランス人の医師数名によって結成。毎年、3000人以上のボランティアが参加し、活動地域は180か国にわたっている。 (この本は2000年1月初版発行)

「国境なき医師団は、天災、人災、戦争などあらゆる災害に苦しむ人びとに、人種、宗教、思想、政治すべてを越え、差別することなく援助を提供する」

 ー 国境なき医師団国際憲章より ー

 今まで、知らなかったこと、あまり深く考えたことがなかった自分への目が開かれる思いをいたしました。

 貫戸さんは、贅肉をとった美しさが好きで、精神的贅肉、物質的贅肉というのも見たくない、国境なき医師団に行ったのは人々を助けるためではなくて、自分のために行ったのが最初だと、上記の本の中で語っておられます。

 興味・関心を覚えた方は、お読みください。  今日もよき日となりますように。

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