« 音楽療法の講座 その1 | トップページ | 大きな大きな愛 その2 »

2008年5月15日 (木)

大きな大きな愛

  『婦人之友』という月刊誌があります。日本で最初の女性新聞記者になった羽仁もとこさん(1873~1957)が1903年に創刊して以来、ずっと発行され続けています。また、羽仁もと子さんは、1921年に自由学園を創立し、1930年には全国友の会を創立されました。

 その『婦人之友』2008年5月号の「母の日に寄せて」という特集の中に、岐阜県の白川町でパイプオルガンを作っておられる辻オルガンの辻紀子さんが「どの子も神の子、大切ないのち」と題する文章を書いておられます。

 現在、翻訳家でもある辻紀子さんは、アメリカに留学してメイドをしながらカリフォルニア大学で学んでいた22歳の時に、友人から一冊の本を贈られたのだそうです。

 その本の題名は『The Family Nobody Wanted』だったそうです。著者のヘレン・ドス・リード夫人は、夫であるカールさんと孤児院から子どもを引き取って、その子たちの親として育ててきた方だとのことです。

 「どの子も神の子、大切ないのち」と考えて愛をもって実践するこのヘレンとカール夫妻に迎えられた子は、メキシコ、日本、韓国、黒人、アメリカ先住民族の乳幼児。幸薄くして生まれ、孤児院に引き取られていた子たちだそうです。

 何人の子どもを育てたのでしょうか。

 ヘレンさんの次のことばをお聞きください。

 「私が一番嬉しかったのは、孤児院から赤ちゃんを胸に抱いて、さあ、ここがあなたの家よ。この家で育つために神様に選ばれてきた大切な子よ、と我が家に入る時でした。その幸いなことが12回も体験できたのです

 9年間に12人の子を家族として迎えたのだそうです。

 辻紀子さんは、本を読み、この夫妻に実際にあい、日本の方々にこの家族を紹介しようと翻訳を決意されたとのことです。

 次回は、辻紀子さんがヘレンさんに39年ぶりに再会したときのことをご紹介いたしますね。

 今日もよい日となりますように。

|

« 音楽療法の講座 その1 | トップページ | 大きな大きな愛 その2 »

コメント

ヘレンさんのことば、とても身近に感じ感動しました。
私も我が子に、そのようなWelcomeをしたいです。

投稿: rommy | 2008年5月15日 (木) 00時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大きな大きな愛:

« 音楽療法の講座 その1 | トップページ | 大きな大きな愛 その2 »