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2008年6月11日 (水)

音楽療法の講座 その5

 今回の音楽療法の講座は、「医学概論 Ⅰ」でした。講義の終わりのミニテストが5問ありましたが、もちろん、これに満点を取ったとしても、「パンパカパーン おめでとうございます。今日からあなたは医学博士です。」というわけにはいきません。

 講師の方も最初におっしゃいました。「音楽療法に関した最低限の医学知識の 初歩のさわりの入り口」とか何とか ・・・

 特に、脳の機能、それをどんなところが担当しているか、音の聞こえる仕組み、声帯のこと、失語症のこと、嚥下のこと、アルツハイマーなどの中枢神経系の病気 などについて、図を活用しながら、丁寧に教えてくださいました。

 脳のここ3年間ほどの記憶は、側頭葉の海馬というところに蓄えられ、その期間後は脳の他の部位に分散して蓄えられるのだということ、血液は骨髄で作られ、次の血液との交替はおよそ120日、ということ、などなどいろいろと学ぶことができました。

 医学ということで、少し他の本から印象に残ったところを紹介させていただきます。小説ではありますが『室の梅』(むろのうめ)【宇江佐真理著・講談社発行】に次の一節がありました。

 蘭学の草分けとも言うべき杉田玄白、あの『解体新書』を翻訳したその人が、華岡青洲に向けて教えを請う手紙をしたためた ・・・ 玄白翁、このとき齢(よわい)八十歳。その謙虚で真摯な医者としての姿勢に ・・・ 江戸の医者の誰しもが深く頭を垂れる思いであった。

 ※ 華岡青洲は、このとき五十歳、全身麻酔による乳癌の摘出手術に成功、とこの書 の中では描かれています。

 日本の医学界に高名並ぶ者のない存在、功成り遂げた杉田玄白が30歳年下の青洲に手紙で教えを請う ・・・ 高齢の身でなかったら、紀伊の国に住んでいた青洲のところまで出かけていったことでしょう。あるいは、威張っている人だったら自分のところへ呼びつけようとしたかもしれません。

 私は、その江戸時代の杉田玄白翁より二十歳ほど(アハハ、さりげなく若いほうへ端数を切り捨てました)若いということになります。

 夢あるかぎり、人は老いることがない  ・・・  その心意気で励みます。

 「初歩のさわりの入り口」のミニテストで、満点は取れなかったにしてもくじけてはいられませぬ ううっ ・・・

 今日も、よき日となりますように。

 

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