サマーコンサート
岐阜大学の管弦楽団のサマーコンサートを聴きに行きました。岐阜県庁近くのサラマンカホールが会場です。小ホールとは申しますが、確かおよそ千人が入る会場で、日本で三つの指に入る名ホールといわれています。
プログラムは、ブラームスの悲劇的序曲、ビゼーの歌劇カルメンからの抜粋、そしてカリニコフの交響曲第一番、熱烈な拍手に応えてのアンコールは、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」からトレパーク ・・・ どの曲も若々しい情熱に支えられた感動ある演奏でした。
この管弦楽団は、今年42年目に入っています。この楽団の1年目と2年目 ・・・ 私は聴衆席でなく、ステージ上におりました。サラマンカホールは出来ていませんでしたが、大学3年の時に岐阜市民会館ができて第一回の定期演奏会でドヴォルザークの交響曲「新世界より」を演奏する一員として出演していたのです。
40年を経て、管弦楽団がすてきな演奏をしているのを聴きながら感無量でした。
ちなみに、昭和41年までは、岐阜大学管弦楽団は、その前進である岐阜交響楽団を一般社会人、OB、高校生、そして岐阜大学の学生とで構成しており、昭和42年に発展的に岐阜交響楽団と岐阜大学管弦楽団とに分かれたのでした。
岐阜交響楽団は、その後岐阜県交響楽団となり、芥見に専用の練習場をもって活動を続けています。
若々しい演奏を聴きながら、感動を味わったサマーコンサートの夜でした。最初の曲の学生指揮者、そして客演指揮者もすてきでした。
ステージ上での演奏者たち、輝いていました。これからも力を合わせて新しいプログラムに演奏の命を吹き込み、そして一人一人がよき人生を切り拓かれますように。
もちろん、私も元気に歩んでまいります。管弦楽団の演奏会のステージからは降りました。けれど、生きることを通して最高の音色を奏でようとしています。
私も、あなたも、みんな みんな 現役で 人生というステージの上にいるのです。
一つ一つの楽器が 最高の音色を奏でるとき オーケストラは 最高の響きで 最高の音楽を 送り出します。
今日という日がどなたにもすてきな人生のよき時となりますように。
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