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2008年6月17日 (火)

リストという人

  リストは、ピアニスト・作曲家として有名ですから、ご存じの方が多いと思います。たいていの音楽の本の音楽科紹介のリストには必ず載っているような人ですから ・・・ (冒頭から下手なしゃれをすみません)

 リストの伝記映画を見たことがありますが、かなりはっきり物をいう人だったようです。

その1. リストが指揮をしての演奏中に王侯貴族が話し始め、その声があまりに無遠慮になってきたので、リストは演奏を中止しました。

 「なぜ、演奏をやめた」と問われて、いんぎん(あるいは慇懃無礼に)「お話しの邪魔をしてはいけないと思ったものですから」

その2.軍人が「役に立たない芸術家も軍人が闘って守ってやっているのだ、ありがたく思え」と居丈高にいうと、リストは落ち着いて次のように応じました。

「芸術家の居ない国など、守る値打ちもないと存じます」

 上記の二つは、その映画の中の印象に残ったシーンからです。

 グリーグ作曲のピアノ協奏曲は人気がありますが、グリーグがこの曲を書き上げたとき、内心、「名人といわれるリストさんでも、この曲は難しいね、練習しなくてはというのではないかというのではないか」とちょっと意地悪な楽しみをもって訪問したそうです。

 ところが、リストは、さっと楽譜に目を通して、いきなり、グリーグがその曲の中でも特に難しいだろうと思っていた独奏者の腕の見せどころ ・・・カデンツア と呼ばれるところを、そのまま演奏会で披露できるレベルで弾いたので、グリーグは圧倒され、脱帽したそうです。

 初めての曲を弾くことを「初見」というそうですが、リストの実力の一端がうかがえるエピソードですね。

 リストとは比ぶべくもありませんが、私など、何回も練習している曲が、まるで初めてのようにいつまでも手強く、なかなか弾けるようにならないのです。 えっ、それも、新鮮味が薄れないのでよいではないか、とおっしゃいますか。  ・・・ どうも、ご親切に 。

 初心忘るべからず ですしね ・・・ どうも意味を故意に取り違えているような (^_^;

 今日も、よい日となりますように。

 

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