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2008年6月26日 (木)

ユニバーサルデザイン

 必要に迫られて、小学六年生の国語の教科書を読んでいます。

 光村という教科書会社の国語の教科書にみんなで生きる町という単元に「問題意識をもとう」というコーナーがあり、そこに「多くの人が使えるように」 古瀬 敏(こせ さとし)という方が書かれた文章があり、そこに「ユニバーサルデザイン」のことが書かれていました。

 それによりますと、ユニバーサルデザインは次の願いから生まれ、推進されていることが分かります。

 「ユニバーサル」 ・・・ 「すべての、共通にある」

 「デザイン」    ・・・ 「設計・計画」

 ユニバーサルデザインの提案は「物を作るとき、できるかぎり多くの人がつかえるということに重点をおいて考えましょう」 ということになります。

 さて、教科書に挙げられている例を中心に実際に身のまわりのユニバーサルデザインを探してみますと

・ 段差のない公共図書館  ・エレベーターの低い位置につけられたボタン

・ ドアのノブが長い柄になっているもの それと似ていますが、水道の蛇口の形状

・多目的トイレ

・シャンプー容器のぎざぎざ  リンス容器とは変えてある

などです。

 そういえば、家内が孫娘をあるショッピングモールに連れて行ったとき、抱きかかえて手を洗わせようとしたら足をばたつかせて「ちっちゃいほう ちっちゃいほう」と言うので、よくよく見たら、子どもの手の届く高さに設置された洗面台があったそうです。 「負うた子に教えられる」という表現がありますが、この場合は抱きかかえた子に教えられたわけですね。

 バリアフリーデザイン(障害の部位や程度によりもたらされる障壁に対処する)と重なる面もありますが、ユニバーサルデザインは「すべての人が人生のある時点で何らかの障害をもつ」ということを起点としているところが大きく異なるのだと、教科書で指導するときの参考になる指導書に書かれていました。

 こういう大きな考え方、視点をもつことは、とても大事ですね。

 なるほど、と学べることが小学校の教科書にも多く盛り込まれていることを改めて学ばせていただきました。

 えーと 我が家では、醤油とソーズの容器はどうなっていたかな ・・・ 家人には区別が分かるのですが、来客があったときにも説明抜きで分かるような工夫をしておくといいのでしょうね。

 「続きを読む」に、ユニバーサルデザインの提唱者と七原則を引用しておきました。関心のある方は、どうぞ。

 今日も、よい日となりますように。

ユニバーサルデザインの提唱者

 ノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス

 メイスの唱えているユニバーサルデザインの七原則

1.誰にでも公平に利用できること

2.使う上で自由度が高いこと

3.使い方が簡単ですぐわかること

4.必要な情報がすぐに理解できること

5.うっかりミスや危険につながらないデザインであること

6.無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に私用できること

7.アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること

 【参考】 光村図書出版 学習指導書

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コメント

ユニバーサルデザインのこと、勉強になりました。昨日は、市教委の教育委員さんの訪問。今夜は学校評議員会、明日は全校研(5年生)の指導、来週は民生児童委員さんの来校と続きます。忙しさの中、花の苗を植え替えたり、山紫陽花や小手毬を眺めたりすることで、癒される気がしています。

投稿: kou. | 2008年6月26日 (木) 04時01分

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