アルツハイマー型認知症と生活習慣病
郷里の高山市に行って、体の空いた時間に身内のパソコンの整備を手伝いました。パソコン自身が作業を進めている間、手持ちぶさたになったので書棚に目をやると、こんな本が目に止まりました。
『60歳でボケる人 80歳でボケない人』 医学博士・湘南長寿園院長 フレディ松川 著 集英社文庫 2005年4月25日 第一刷 495円+税
この本の中では、アルツハイマー型認知症のことをボケと書くことにされています。以下は、この本からの引用です。
1.ある調査によると85歳以上の高齢者の25%から35%がボケると言われている
2.その原因を探ると、原因はひとつではなく、いくつかの要素がからみあっている
3.そうしたいくつかの要素の中に「生活習慣病」と同じ要素がからみあっていることが最近明らかになり、医学界で話題になっている
「生活習慣病の原因」
・血圧が高い
・肥満
・食事が不規則、脂肪分のとりすぎ
・運動不足(散歩やラジオ体操などをしていれば、この項目は合格)
・過度の飲酒
・喫煙
・糖尿病か、その予備軍
以上、七つの内二つ以上の要因がある人は、生活習慣病となりやすく、そしてボケやすい
※ ※ ※ ◇ ○ ☆ □ ☆ ○ ※ ※ ※
いかがでしょうか。
著者は上記に続けて「体に悪いことは脳にも悪いと覚えておくとよい」と書いています。
ただし、急激に、きつい運動を始めることなどは危険とのことです。
私は、飲酒は、宴会のあるときだけ ・・・ ここ1年はそういう機会がめっきり減って10回ほどでしょうか。そして、タバコは最初の一本に手を出さないことにしていましたので、自分では一本も喫したことはありません。(受動喫煙のきつい職場にいたことはあります)
けれど、前半の四つについては、最近、だいぶん改善されては来ましたが、まだまだ良好とは言いがたいところがあります。
長年かかって増えた体重は、同じほどの年数をかけて減らせばいいという考えで、息長く取り組んでいこうと思います。
このブログを読んでくださっている方には、この記事は私には関係ないと思ってくださる方が多いかも知れませんね。
ここまでお読みくださってありがとうございました。
今日も、よい日となりますように。
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コメント
アルツハイマーにかかっている方の、脳の断層写真を撮ると、脳が萎縮して小さくなっており、空洞もできているそうです。この現象は、統合失調症や、うつ、過度の精神疲労にもあてはまるケースがあるということを、テレビで言っていました。
脳に負担のかかるような、過酷な生活をしているので、飲酒や喫煙でストレスを発散しているという考え方もできます。
体と脳は平等に疲れるのがよく、知的労働が中心となった現代社会では、脳だけが極度に疲労して、調子を悪くすることが増えたようです。疲れたら休むということを、きちんと行う必要があります。自分のことですけど。
投稿: こじま | 2008年9月25日 (木) 23時01分