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2008年10月 4日 (土)

詩「赤ちゃんに寄す」 新川和江

0002  秋晴れの日が暮れて、静かな秋の夜となりました。

 写真は、いろいろな方からいただいたものがレイアウトしてあったので、写したものです。一番右にはフウセンカズラの種があります ・・・ そういわれればそうかなあと思ってください(^o^)

 こんな秋の夜は、詩を読んでみたくなります。

 親戚に近々の出産を控えている子が居ますので、次の詩をお届けいたします。

 ○  ○  ◇  ○  ○  ☆  ○  ○  ◇  ○  ○

 詩   「赤ちゃんに寄す」   新川和江

  うす紅いろの小さな爪

  こんなに可愛い貝がらが

  どこかの海辺に落ちていたらば

  おしえてください

  光る産毛 柔らかな髪

  こんなに優雅な青草が

  はえている野原があったら

  そこはきっと神さまの庭です

 赤ちゃんのすべて

 未完成のままに

 これほど完璧なものが

 ほかにあったら

 見せてください

     ■

 〈わたしが生んだ!〉

 どんな詩人の百行も

 どんな役者の名台詞も

 このひとことには

 適いますまい

 吾子よ

 おまえを抱きしめて

〈わたしが生んだ!〉

 とつぶやく時 ー

 世界じゆうの果物たちが

 いちどきに実る

 熟した豆が

 いちどきにはぜる

 この充実感

 この幸福

   ○  ○  ◇  ○  ○  ☆  ○  ○  ◇  ○  ○

 10月4日 ・・・ 天使の日なのだそうですよ ・・・今日、誕生日の友人へ  誕生日、おめでとうございます (^o^) (^o^)

 今日もよい日となりますように

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