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2008年12月11日 (木)

くじけなかったピアニスト

 先日紹介させていただいた『ひとり5分で読める ピアニストおもしろ雑学事典』(萩谷由喜子 著 ヤマハミュージックメディア発行)に、苦難を乗り越えたハンガリー出身の二人のピアニストが紹介されています。

 ジョルジュ・シフラ ・・・ 第二次世界大戦中、前線にかり出されて捕虜になり,辛酸をなめ、戦後は国外脱出を計画したとして強制収容所に入れられたそうです。1枚60キロの大理石板を運ぶ強制労働を毎日10時間させられたとのことですが、後にピアニストとして国際舞台で活躍しました。

 リリー・クラウス ・・・1942年、アジアを演奏旅行中、ジャワで日本軍の捕虜となり、素手で1日3回、バケツ40杯の水を井戸から汲み上げる作業を課されました。クラウスは,後にこう語ったそうです。

「最初は意気消沈しました。でも、またピアノを弾くときがくれば弾くのだし、そうでないのが神のご意志なら弾かないまでだと考え、働き続けました。その結果、手は素晴らしく強くなったのです。

 ピアノを弾くためにはつかないほうがよい筋肉が肩や手についてしまうということもあったでしょうし、なによりもピアニストがピアノに向かえないで遠ざけられてしまうのは、とてもつらいことであったに違いありません。

 それを乗り越えたとき、きっと以前にも増した深みがその演奏に加わったのではないでしょうか。

 試練を前進への力に転ずる ・・・ すごいことだと思います。

 2008年も、あと三週間となりました。 よき一日一日となりますように。 今日は、身内の一人の誕生日です。誕生日、おめでとう(^。^)

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