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2009年1月30日 (金)

木を植える心

 「モンテ・クリスト伯」 ・・・ 「巌窟王」の名でも知られているアレクサンドル・デュマの作品をDVDで見ました。

 こういう内容だったのかと思うところもありました。少年期に読んだ簡略版では分からなかったところもあるでしょうし、映画化に当たって脚色されたところもあるのでしょう。

 なかなかよい出来栄えの映画で、特別の期間に借りたので100円という値段でこれを見ることができたのはありがたいことでした。

 ふと思ったのは、原作者のデュマ自身は、自分の作品を映画で見ることはなかったのだということです。

 もし、見たら喜ぶ場合と、原作の意図とは違う、と悲しんだり、怒ったりする場合など、いろいろ出てくるのかもしれませんけれど。

 でも、世の中には、苦労してよいわざを始めた人がそのわざの実るのを見届けることも、その成果の恩恵にあずかることもなく世を去っていくことは、たくさんあるのだと思います。

 たとえば、木を植える人は、自分自身のためでなく、孫の世代のために前向きな気持ちでそれをしているのですね。

 近視眼的に、自分の去った後の世の中などどうなってもよいと考える生き方からは、木を植えるという行動は出てこないと思います。

 何年後に花が咲き、実がなるか分からないけれど、花が咲くためには今、最善のことをしておくこと ・・・ 教育もそうした尊い営みの一つと言えましょう。 

 岐阜市のある小学校で、国語の授業のひとこまに登場させていただく幸いな機会を得たこともあって、上記のようなことを改めて思いました。

 今日も、よい日となりますように。

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