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2009年3月30日 (月)

あるお寿司屋さん

 「最近、海が荒れていて、この魚の大きいのが獲れないんですよ」 

 ・・・ 私によき知的刺激等を与えてくださる方がいきつけの寿司屋さんに誘ってくださいました。そのお寿司屋さんでご主人が語られたのが冒頭のことばです。

 「この魚」  というのは具体的な名前が入っていたのですが、あまりにもいろいろなお寿司を食べたので、そしてどれもおいしかったので、その名をわすれてしまいました。

 海のない岐阜市にいて、寿司ネタとなる魚が水揚げされる海の状態をさりげなく口にする ・・・  うーん、さすがぷろの寿司職人だと思いました。

 材料の吟味 ・・・ これにどんなに精力を注いでおられることでしょうね。

 ふと、尋ねてみたくなりました。「ご主人は、お店にある寿司ネタを全部、味わっておられるのですか?」と。

 でも、やめました。全部食べて吟味していたら、身が持たないのではないか と思ったり、「一目見りゃ分かるよ」 と言われるのではないかと考えたり、「商売物にてをつけてちゃ、やっていけないよ」と一笑に付されたりするのではないかとあれこれ自問自答したからです。

 宮城谷昌光という作家の本の中に、こんな言葉がありました。

「人に尋ねるから分からなくなる。自分に問え。」

 うーん、でも 「餅は餅屋」ともいいますよね。

 少なくとも、尋ねる機会は逸しました。  自分で答えを考えてみますね。

 とにかく、おいしいお寿司屋さんでした。 さて、今日もよい日となりますように。

 すみません、自分だけ、おいしかったと悦に入っていて。 

 

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