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2009年6月22日 (月)

窓から見ているモーツアルト

 ロン・ティボー コンクールという、ピアノのロン夫人とバイオリニストのジャック・ティボーという名演奏家に由来するコンクールがあるそうです。

 今も続いているのかどうか、私には詳しいことは分かりませんけれど。

 このジャック・ティボーの著をだいぶん以前に読んだときのことを思い出して書いています。

 ティボーは幼い頃からバイオリンを弾き始めたそうですが、夜ふけてでしょうか、彼が一人で練習していると窓の外から彼を見ている人物がいるように感じたそうです。

 そして、彼は、その人物がモーツアルトだと確信するにいたったようです。

 バイオリンの先生に、おそらく得意げにそのことを報告すると、その先生は、きっとなかなかの方だったのでしょう、あわてず騒がず次のようにティボー少年に語ったそうです。

 「愛するティボーくん、それは素晴らしいことだ! おめでとう。」そして続けてこういったそうです。

 「さあ、窓から見守っているモーツアルトの姿が見えなくなるまで練習しなくてはね。モーツアルトの姿がどこにも見えなくなったとき、彼は君の心の中にいるんだから。」

 ・・・ すてきなことばに思えたので、今も印象に残っています。

 最近、バイオリニストを目指して励んでおられる娘さんをおもちのお母さんのブログを読ませていただいたので、先輩バイオリニストの話を書かせていただきました。

 涙と共に種を蒔くものは、喜びの歌をもってそれを刈り取る ・・・ 聖書から

 さあ、今日もよい日となりますように。 

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コメント

すてきなお話ですね。
娘は2階の部屋で弾いていますが、それを下の部屋から聞き耳をたてているのは、モーツァルトではなく、鬼の母(私のこと)です。
1週間以上たっても、突き指が治らないので、病院へ連れていきました。幸い骨に異常はなく、打撲との診断でした。
早く練習できるようになって欲しいです。

※ ムーミンパパより  突き指はつらいですね。どうぞ、お大事に。お子さんの練習に聞き耳を立てておられるのは、すてきな愛の為せるわざだと思います。きっと娘さんの練習の張り合いになっていることでしょう。

投稿: レモングラス | 2009年6月22日 (月) 19時58分

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