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2009年6月 4日 (木)

伝道者魂

 3日の夜、ブラジルでキリスト教を宣べ伝えて40年という牧師さんのお話しをうかがいました。

 78歳とのことですが、その讃美歌を歌う声、そして聖書からのメッセージを語る声の大きくてよく通ること、驚くばかりです。

 ブラジルに開拓農民として渡った一世たちが高齢になり、なかなか話を聴いてもらえる相手がいないとのこと  牧師として訪問すると相手が何度も同じ話をされるのを、その都度新鮮な顔をするだけでなく、心から感心し、寄り添ってそのたびに初めて聴く話だという様子で聴かれるのだそうです。

 そして相手が話し疲れたときをチャンスとして、聖書の、特にイエス・キリストの話をされるのだそうです。

 こうした訪問を数え切れないほど続けて、そうやってクリスチャンになられた方も、それから短い年数で、この世での生涯を終えられるケースが多いのだそうです。

  お風呂の設備もあるのですが、水道代、電気代がかかるので、お客があれば特別に湧かすことにしてふだんはシャワーを短時間ということにしておられるほど節約の生活を積み重ねてこられたそうです。

 たいへんな苦労の連続だとお察しするのですが大きな声で明るく話され、巧まざるユーモアに満ちているので、こちらのほうがとても励まされる時間でした。

 もうしばらく、日本の各地でブラジルでの伝道の話をされ、再び、苦労の多いブラジルへ戻って行かれるとのことです。

 食べるのに困らない、物質的には豊かに見える日本本国の人たちが、あっという間にマスクが売り切れてしまうような生活の在り方をしていることを案じておられました。

 その方が本当に心の豊かな生き方をしておられることを感じ、自らの在り方を吟味した夜でした。

 今日も、よい日となりますように。  

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