バイオリニスト 「ダイアナ 湯川」さん
CD 「天使のカンパネラ ダイアナ湯川 デビュー!」 BMGファンハウス BMCC-31040
というのを聴きました。
録音当時15歳(現在は24歳ほどでしょうか)とのことですが、情感溢れる美しい音色での演奏です。
お父さんは、1985年8月の日航機墜落事故で亡くなり、湯川さんはその一か月後、英国人のお母さんから生まれたそうです。
生前、この子が音楽家になってくれたら、と語っていたお父さんはピアノの上手な方だったそうです。
その遺志を受けて、5歳からバイオリンの練習に励んでバイオリニストになったダイアナ湯川さんは事故機の墜落した御巣鷹山から、お父さんのピアノと合わせて演奏できたらよかったのにとの願いを込めてバイオリン演奏したことが、CDの文書には記されています。
お父さんと同じ飛行機に乗り合わせていた坂本九さんの大ヒット曲、「上を向いて歩こう」そして、特別に作曲されたエレジー 「嗚呼 御巣鷹山」などがこのCDには収められています。
もし、機会がありましたら、お聴きください。 音楽は、それを演奏する人の魂なくしてこの世に生まれ出ることはない ・・・ そんなことを改めて感じました。
今日もよい日となりますように。
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