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2009年10月16日 (金)

脳の科学者と『赤毛のアン』

Ca390002  『源氏物語』が書かれて千年、という年に重なったような気がしますが、『赤毛のアン』が書かれて百年が経過した年(昨年だったと思います)、NHKの番組に、脳科学者、茂木健一郎さんがご自分と『赤毛のアン』との出会いのことを話しておられました。

 茂木健一郎さんが小学5年生のとき、図書館に並んでいた本たちの中で一冊だけ背表紙が光って見えた本 ・・・ それが『赤毛のアン』だったそうです。

 その本の一節にこんなことが書かれていました。茂木さんがカナダへ行きたいがために応募した懸賞論文によってバンクーバーでのホームステイ体験が高校一年生で実現したときのことだそうです。

 僕(茂木さん)がホームステイした家庭では、お父さんは毎日五時くらいには帰ってきます。六時くらいから家族全員で食卓を囲み、夕食後の七時からは庭に出て、息子達とフットボールの練習をする。そんな生活が当たり前なのです。一方、日本のお父さんたちがどういう生活をしているかということは、皆さん、よく、ご存じでしょう。

 明らかに何かが、日本とは決定的に違う。社会が成り立っているところの原理そのものが。あえて言葉にするなら「Way of jife (生活の流儀)」とも言うべき何か。彼らは日々の生活をとても大事にしています。経済的に充分豊かな国を創り上げながらも、一方では人間としての生活の楽しみやゆとりも当然のものとして享受している。

 私(ムーミンパパ)は、それぞれの国、そしてそれぞれの人生には、他の国、他の人にはないかけがえのない大事な唯一のものが備わっており、それを他をうらやむことで曇らせることには賛成できないという思いをもっています。

 おそらく茂木健一郎さんもそうでしょうが、頑迷に自分に固執するというのでなく、他の良さは良さとして認め、自分をよりよく育てるのに参考になると考えれば、自分の土壌を大切にしながら自分の生き方に根付くように採り入れるということが、他でもない自分の人生を大事に生きるということではないかと私は考えています。

 それはともあれ、古本屋で百円で買い求めた本ですが、一冊の本にはその本でしか出会えない内容があり、読んでいて楽しいですね。

 今日も、よい日となりますように。

 

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