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2009年11月 1日 (日)

教育は未来への投資 ?

 今日から11月 ・・・ 気温は下がりますが、食べ物は、魚介類も含め、ますますおいしくなりますね。

 10月31日、NHKテレビの子どもサポートネットという番組で、国際的な学力調査でトップを続けているフィンランドの前教育大臣が語っている場面がありました。

 教育に力を入れようとの提案に対し、財務省は反対したそうです。そこで、前教育大臣が出したのが、失業保険を払うときと、学力の高まった国民が仕事に就いたときに期待できる税金の納入額を試算したデータを提示したそうです。

 財務省はその数字に説得されて教育に力を入れる政策の実行に歩みより、その結果、子どもの学力は世界一と評価されるようになり、質の高い労働力に支えられた産業の振興により、経済的にも力をつけてきて現在にいたっているとのことです。

 教育は国家百年の大計を実証しているようなフィンランドの姿に、(そうだ、そうなんだよな)と私も言いたくなりました。

 ただし、そこで出された「教育は未来への投資」ということばに、今一歩、残念な思いを抱きました。

 子ども自身の現在の生活を充実させ、幸せを味わわせつつ育てるということ、そしてそれがさらに建設的な夢をはぐくんで実現に至らせる ・・・ そういうことではないかと感じたのです。

 けれど、フィンランド版の「米百俵」の精神を具体的に見る思いがいたしました。

 いろいろな国のよいところだけを取り出して、パッチワークのようにちりばめても、それはおそらく、機能しがたいと思います。

 壁に水道の蛇口だけ取り付けて形だけ真似しても、壁の中に水源地とつながった水道管が配置してなければ、水は出ない ・・・ 乱暴なたとえですが、熱い心と高い志、冷静な計画と不屈の実行力が伴わなければ、そして多くの人の力が結集されなければ、この国の子どもが、いきいきとした夢をデザインし、元気に歩むことは困難になると、たくさんの方が感じておられることではないでしょうか。

 大人自身が希望に向かって歩むこと ・・・ まず、そのことを大切にいたしましょう。

 きょうは、日曜日 ・・・ キリスト教会へどうぞ。 よき日となりますように。

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