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2009年12月22日 (火)

作家の世界の広さ

 作家あさのあつこさんは、1954年岡山県美作市の生まれだそうです。

 初めてお名前をみたときは、漢字ですけれど同名の女優さんかなと思いました。

 でも、『バッテリー』などで作者名が紹介され、別人らしいことにだんだん納得してきました。

 図書館で、『ランナー』 あさのあつこ著 玄冬舎 2007年6月25日 第一刷発行を見かけ、野球や陸上競技など、スポーツ方面の小説を書く方かと思いました。

Ca390029  ところが、その隣に、時代小説『木練柿』(こねりがき) 光文社 

 2009年10月25日 初版一刷発行が同じ作者のコーナーに並んでいたのです。

 両方を読み終わりました。 うーむ、同じ作家がこのジャンルの異なる本たちを書いたとは、なかなか思えない私でした。

Ca390030  あさのあつこさんという作家の中に広がる世界は、まだまだ広いに違いありません。

 うーん、筆力に惹かれてどんどん読み進む、ということは共通しているのですが、それにしても広大だと思います。

  時々、思い出して紹介するずっと以前に新聞に載った文を思い出します。

 朝日新聞の「言わせてもらお」というコーナーで、ずっと以前に目にしたのでした。

 こんな内容でした。 

 題 秘密兵器  ・・・ 野球部に入っていたぼくの友人は入部以来「おまえは我がチームの秘密兵器だ」と言われ続け、 とうとう 秘密のまま卒業してしまった」

 というのです。

 教育の道を志す学生の多い勤務先の大学 ・・・ この話を紹介して、こんなふうに結びます。

 「教育は、子どもたちの可能性を秘密兵器のまま卒業させないで開花させる営み」

 「そして、子どもだけでなく、みなさん一人一人の中にもまだ眠っている秘密兵器があるかもしれません。それを見いだし、花開かせるようにチャレンジし続けられるとすてきですね。」

 あさのあつこさんの本を読んで、やはり、人には秘密兵器のように潜んでいる大きな可能性があるのだ ・・・ と、思った私です。

 今日も、秘密兵器がヴェールを脱いで現れるすてきな日となりますように。

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