クリスマスの贈り物
岐阜大学病院のロビーに、かなり大きいツリーと雪だるまがセットされています。
入院しておられる方、そのご家族、お見舞いの方、また、体の不調で病院を訪れる方々の心を少しでも和ませようとの心が込められているのを感じます。
小さな写真ではわかりにくいと思いますが、ツリーには、願い事を書いた付箋を貼り付けることが出来るようになっています。 そうですそうです、七夕の笹飾りのクリスマスツリー版だと思ってくださればいいのですね。
家内は、友人から、すてきな手編みの作品などをカードと共にいただきました。
私も、今までにいただいたプレゼントを思い浮かべてみました。
教師になって初めて受け持ったクラスの子が、私の子どもにと買ってきてくれた乗り物絵本 ・・・ 新聞配達をした収入をつぎ込んでのプレゼントでした。
私が30代のとき、中学生が、手作りのマスコット人形をプレゼントしてくれたこともありました。
30代の後半、山の木切れを動物に見立てて上手に加工して、卒業前の感謝会にプレゼントしてくれた子もいました。
50代の私が、「あたたかそうだね」とマフラーをしていた小学生に声をかけたら、数日経って、その大切なマフラーをプレゼントしたいと持ってきて、驚いて固辞しましたが、どうしても、と、とうとう渡されてしまったこともありました。数年後の今年、その子のおばあさんとご一緒する会があって、改めてお礼を申しましたら、「握手したとき先生の手が冷たかったからと話しておりました」と、私には思いがけないお話をうかがいました。その会があったその日は、今は高校生になっている彼が、頑張っていることで新聞に紹介された日でもありました。
クリスマスにちなんだ有名な文学作品として、短編の名手、オーヘンリーの「賢者の贈り物」が思い浮かぶ方も多いことでしょう。
その作品もすばらしいですが、上記のような心温まるプレゼントを受けることができたことも、それにおとらずすてきな思い出となっています。
最高のクリスマスプレゼントは、聖書に次のように記されているイエス・キリストの生誕です。このお方を救い主として魂にお迎えすることが本当のクリスマスです。
ヨハネによる福音書 3章16節 17節
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
今度の日曜日やクリスマス・イヴには、キリスト教会を訪れて、本当のクリスマスをお祝いくださいますように。
今日も、よい日となりますように。
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