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2010年1月27日 (水)

漢字の問題  国語科教師としては スリルあり

 ある夜、ふるさとの母から電話 ・・・ 「新聞の漢字クイズに取り組んで最終解答は分かったけれど、空欄もいくつかあるので、教えてほしい」とのこと。

 猶予をもらい、取り組んでみると、これがなかなかの難問 ・・・ 翌日、仕事に出かけるときに家内に、もしできそうならばやってみて、とバトンタッチ。

 戻って来ると、家内の表情の清々しいこと ・・・何と、漢字クイズの空欄が全部埋まっています。

 何でも、電子辞書も駆使して取り組んだとのこと。その機動力と根気に頭がさがりました。

 早速、母と電話でやりとりしながらいくつかの空欄を埋めたのですが、米寿の母が独力で出していた最終解答が正解であることも確認でき、それにも脱帽いたしました。

 一週間後の新聞に掲載された正解 ・・・ 見事、全問正解であることが確かめられました。

 やや、日をおいて、母から電話 ・・・「釣魚」と書いて何と読むのかという質問 ・・・ 幸い、釣りの成果を「釣果」(ちょうか)と読むことが思い浮かんで、「釣魚(ちょうぎょ)」だと思うと答えて、辞書を調べるとその語がありました。

 「さすがやねぇ」 と言ってもらえて面目をほどこしました。 けれど、いつ、他の問題で答えを求められ、解答に詰まるかもしれない運命に国語科教師はあることを改めて思いました。

 答えられなかったそのときは、「それでも国語の専門家?」ということになるでしょうし、質問の素材は限りなくあるでしょうから、答えられるかどうかは時の運ということになりそうです。「さすが」と「それでも」は紙一重の差 ・・・ いくつになっても謙虚に学び続けたいものです。

  そういう私から見ると、蒲郡出身の宮城谷昌光さんの 『三国志』、未完ですが、この方の漢字力、歴史を広く深く知悉しておられること、登場人物それぞれの個性の描き分け、心の機微の表現などなど、すばらしいですね。

 ただ、『三国志』は登場人物が多く、長い時代にわたるので、一人の傑人の歩みを描いている作品に、より多くの魅力を私は感じています。

 さて、今日も、よい意味のスリルを味わいながら、等身大の歩みを為す日となりますように。

 

めて、清々しい表情 

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コメント

はらはらしますね。私もいつか資格をとったときに、質問に答えられないスリルを味わいそうです。

※ ムーミンパパより
 コメント、ありがとうございます。
 考えてみますと、物と物との摩擦がありすぎてもなさすぎても困るように、プレッシャーも、大きすぎてはいけませんが、適度にあるほうが、まるっきりないよりはいいのかもしれません。
 プレッシャーとスリルを適度に味わいながら、目標目指してお歩みくださいますように。私もできるだけ、そういたします。
 

投稿: めがねうさぎ | 2010年1月28日 (木) 10時46分

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