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2010年2月28日 (日)

文化は人の心を高めるためにある

 『もう愛の唄なんて詠えない』 さだまさし ダイヤモンド社 2007年1月18日 第一刷発行

 「テレビ・ステーション」誌に2005年1月~2006年26号まで連載された文章を加筆修正したものだそうです。

 ♪「秋桜」や「風に立つライオン」、「奇跡」などの歌にまつわるエピソード、山本直純さん、加山雄三さん、野茂英雄投手のことなど

 そして、舞い落ちる桜の花びらの秒速がおよそ50センチということ、この速度がボタン雪の降る速度と一緒で、さらにホタルの飛ぶ速度とも一致することなども書かれています。

 全体を流れているのは、愛する日本が、恥ずかしい姿をあまりにも多く世界にさらしていることへの憤り、悲哀 ・・・ でも、だからこそ、まずできることから、小さなことでもしっかりとやっていこうよという切ないまでの呼びかけです。

 そのほんの一節に書かれているのが「文化は人の心を高めるためにある」という言葉です。テレビが彼の家に来たのは、1952年生まれの彼が小学2年生の時だったそうです。その時代には、テレビが家族全体の宝物で、家族で視聴しても恥ずかしくないような、見る人の心が温かく高まってゆくような責任感が強く生きていたから、昨今のように視聴率至上主義ではなかったと書かれています。

 (第二十小節 あの頃、テレビは魔法の箱だった 〝悪魔の道具〟にならないよう いつまでも夢の機会であってほしい)

 炭鉱に入る人が、淀んでいるガスで命を落とすことのないよう、真っ先に入るカナリヤの役目を果たすことが自分のような詩人の役目だと書いているさだまさしさんの直言 ・・・ 機会を作ってこの本を読んだり、平和を願う彼の歌を聞いたりすることを通して、この「文化は人の心を高めるためにある」ということばをもっと味わいたい、と思いました。

 よい日となりますように。

 今日は、日曜日 ・・・キリスト教会の礼拝にお出かけくだされば嬉しいです。 そうそう、つたないブログですが、今日、アクセスしてくださった方の数が6万人を越えそうです。 訪れてくださる方々にお礼申し上げます。

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