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2010年3月 7日 (日)

ヴァイオリニスト 天満敦子さん

 6日の午後、天満敦子さんのヴァイオリンリサイタルが岐阜市文化センターで開かれました。岐阜友の会の主催です。

 第一部は小品を9曲 ・・・ ご本人の話では、3分ほどで終わる曲を次々弾くのは、切り替えがなかなかたいへんとのことですが、ユーモレスクを弾いたときにお父さんが「やっとそういう曲を弾いてくれるようになったか」と喜ばれたそうで、それ以来、小品を気恥ずかしく思わずに弾くようになられたようです。

 ♪「愛のあいさつ」「愛の悲しみ」「愛の讃歌」「トロイメライ」「タイスの瞑想曲」など。 美しい音色で、ピアニッシモもスーッと会場に行き渡ります。

 第二部は、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ「春」、プログラムの最後は天満敦子さんが日本で初演し、クラシック界で異例の大ヒットとなった「望郷のバラード」です。

 ♪「望郷のバラード」はルーマニアの作曲家、ポルムベスクの作品で、他国の圧政に抵抗して投獄された獄中で故郷をしのびながら書かれた曲だそうです。

 天満さんが視線を上に向けると、それが合図だったように、ステージも含め、会場の照明が暗くなりました。そして、「望郷のバラード」が暗がりの中から聞こえ始めたのでした。 うーむ、すごい。・・・ この一言ですますのはいけないかもしれませんが、あの演奏をことばで表現することは、どのみちできないことですから ・・・。

 アンコールは、無伴奏で「この道」「城ヶ島の雨」、更にピアノ伴奏者とともにバッハ・グノーの「アヴェ・マリア」、そして勢いのいい「チャルダッシュ」でフィナーレを飾られました。

  魂に発した音は魂に達す ・・・ そんな思いがいたしました。

 今日も、よい日となりますように。

 

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