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2010年4月18日 (日)

『ピアノを弾くということ。』 

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 『ピアノを弾くということ』 

  花岡千春 著 フィルムアート社  2007年6月15日 初版発行

  副題が ~ ピアニストは八百屋さん ? となっています。見過ごされがちな大切なことが力まずに記されているよい本だと。ピアノだけでなく、広いことに通ずる内容に思えますので、「レッスンについて考える」という章を引用させていただきます。

レッスンについて考える

◇ レッスンで何を伝えるか

 教育というのはある位置にある生徒や学生を、より上に引き上げることではありますが、それぞれの子供たちの気質や素質を考慮したものでなければなりません。それは手心を加えるということでは決してありませんが。

 長いスパンで生徒たちに教え伝える内容とは、テクニックであり、表現の方法であり、自分を磨く方法なのですが、と同時にその生徒が演奏家・音楽家・教育家としてどういう志で生きていかねばならないか、といったことにも意識が向いていなければならないはずです。それとなくピアノに関わることのメッセージを発しながら、彼らの意識の方向をあるべき方向に向けてやることは、僕らのつとめです。これは教える側の話でした。

 教える側は、一つ一つの技術や知識、方法などを伝えるのですが、それとともにどんな人間に育ってほしいかという大局的なところにも目を向けていたいと思います。これは、子育てにも通ずることかもしれません。

 明日は、レッスンを受ける側について書かれたところを紹介させていただきます。

  今日は,日曜日、キリスト教会にお出かけくだされば嬉しいです。

 よい日となりますように。

聖書の言葉

  安息日を覚えて、これを聖とせよ

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コメント

タイムリーなブログで、教えられました。ありがとうございます。
娘にピアノを習わせたい親ですが、本人は習ってみたいものの、新しい世界へ踏み出すのは多くのエネルギーが要るようで、ママに教えてもらいたいと言い続けるのです。
行く行くは先生についてレッスンを受けるようにしたいと思っていますが、初歩的なことだけ、親子でやってみようかと思案中。プロのピアニストを目指す訳ではないですが、どんな人に育って欲しいかを考えながら、大切な時間にしたいと思いました。明日の教えられる側も楽しみにしています。

※ムーミンパパより

  目的をもって指を動かすことは脳の発育にもいいそうですね。大人になって一輪車に乗ろうとすると困難ですが、幼いときだとすっと乗れるようになるように、体の形成期にいろいろな回路を開発しておくことは大切なことだと思います。先をせかさないで、楽しみながら基礎を培えますように。

投稿: rommy | 2010年4月18日 (日) 00時08分

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