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2010年5月 1日 (土)

聖五月という季語

 寒い日もありますが、今日から五月 ・・・「聖五月」という季語があると教えていただき、由来を調べてみました。

聖五月

  比較的新しい季語です。もちろん古俳の中に見ることはありません。何故聖五月なのか、重要なことなので少し薀蓄を傾けてみましょう。カトリックの祝日として、キリスト復活から50日目、つまり五月、聖霊降臨祭という祝日があります。これは復活祭と並んでカトリックの2大祝日とされています。それから約2週後、童貞聖母マリアの祝日、聖母祭を迎えます。無原罪の処女懐胎を認めて初めて宗教が成り立つわけで、考えてみれば最重要な祭りともいえます。このように、カトリックにとって重要な祭日が五月に寄る事から、いつか、誰か、知恵者が、五月を聖五月と称したものと思われます。カトリックにこの言葉があるとは聞いていません。おそらく詩歌・小説の世界から始まったものなんでしょう。含蓄ありげな、小才の聞いた季語ですが、俳句の場合、この季語と一句の意味するところがどう融合するかさせるか、言ってみれば非常に難しい季語。初学の頃、厄介な季語を作ったもんだ、としみじみ考え込んだ相手でした。それかあらぬか、巷で目にする聖五月には迷句が多いのです。

 以上 電脳るつぼブログから引用させていただきました。ありがとうございました。   

http://pub.ne.jp/rutsubo/?entry_id=743611

  季語のついでというと申し訳ないのですが、春の季語に「山笑う」というのがあるとこれも知人で俳句をたしなむ方から教えていただきました。緑がだんだん勢いを増し、初夏に向かう季節の季語のようです。それを踏まえて、久々に一句。

0002_2

 四月尽 ほほえみ隠して金華山

 山頂には岐阜城があるのですが、ちょうどご覧のように覆われていましたので ・・・

 と自分で解説をつけるような句では、まだまだです。

 たいてい、季重ね ・・・ 季語がふたつあったり、しかもそれぞれの季語の季節がずれていたり、そうかと思うと季語なしになっていて、しかも川柳とも言えないというのが、私の特徴です。 いえ、決して威張っているわけではありません。

 まして、私の誕生月だから、聖五月を五月の最初にもってきたのでもありませぬ。プロテスタントでは、まず耳にすることのないことばでもあります。

 それは、ともかく、よき五月、よき日々となりますように。

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