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2010年5月21日 (金)

オードリー・ヘップバーン

0013 『オードリー・ヘップバーン』

 ポプラ社の 「この人を見よ

歴史をつくった人びと シリーズ」の中の一冊です。

 あの名作「ローマの休日」など、多くの映画に出演した女優ですが、第二次世界大戦中には、オランダで侵攻してきたドイツ軍におじさんが射殺されたり、飢えと恐怖に脅かされたり・・・悲惨な幼児期・少女期を体験したそうです。

 飢えているとき、ユニセフの前身であるアンラという組織の援助に救われた体験が、後年、彼女がユニセフ親善大使となることにつながります。

 ユニセフ特別親善大使に任命されたとき、オードリーは「私はこのために、45年間、オーディションを受け続けてきて、ようやく合格したのです」と喜んで引き受けたそうです。

 オードリー自身が経験した飢えと恐怖、絶望・・・そんなつらさを今のこどもたちに経験させたくない、その中にいて苦しんでいる子どもがいるのなら一人でも救いたいと活動を開始。

 エチオピアの内戦と干ばつ、飢えの状況を視察し、もともとはスピーチを苦手としていたそうですが、それを克服してアメリカの議会などで積極的に行い、6千万ドルもの資金が寄せられたそうです。

 その後、がんでなくなるまでの5年間に数十カ国を訪問し、親善大使としての役割を前向きに果たし続けました。

 オードリーが天に召されたとき、女優のエリザベス・テーラーはこう語ったと伝えられています。

 「今日、天国は最も美しい天使を得た」

 彼女のファッションをデザインし続けたジバンシーは、病んだオードリーがスイスの家に帰国できるように自家用のジェット機を出してくれたそうです。(オードリーは、個人の旅行でもたいていエコノミーを使っていたとのことです。)

 彼女の息子、ショーンが設立した「オードリー・ヘップバーン児童基金」は飢えや戦火などに苦しむ子どもたちのために役立てられています。

 庭いじりが好きだった彼女が出演した「庭園紀行」というテレビ番組が縁となって彼女の名を付したチューリップ、そしてバラが生まれたそうです。

 彼女の生き方そのものがすばらしい花となってこの世界に香っているような気がいたします。

 オードリーのことば

◇ 息子に ・・・ ファッションには気をつかいなさいね。それ があなたの第一印象を決めるのだから。

◇ 愛情を受けるばかりではなく、それを惜しみなく注ぎたい。

 今日も、世の中に一輪の花を咲かすような、よい日となりますように。

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コメント

ムーミンパパさま
 大好きなオードリー・ヘップバーンについてたくさんお教えくださいまして、ありがとうございます。ますます敬愛の気持ちがふくらみました(*^_^*) ユニセフ親善大使の命を受けた当時のオードリーのように、このためにこれまでオーディションを受け続けてきましたと言えるほどのことを持ちたいと願います。神様から日々与えられている活動の一つひとつを大切にして歩んでまいります。

※ ムーミンパパより

 すてきなコメントをありがとうございます。
 
 たとえば、オードリーの「ローマの休日」の結びのプリンセス・スマイルは、何度見ても心に光を与えてくれますね。

 すてきな歩みを築いておられるまりこのママさんの日々、神様が共にあって、ますます祝福の実を豊かに結ぶことが出来ますように。

投稿: まりこのママ | 2010年5月21日 (金) 22時13分

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