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2010年7月26日 (月)

アンデルセンの悲恋

 デンマークの生んだ創作童話の王様アンデルセン ・・・  先日読んだ『名作へのパスポート』では、彼はジェニー・リンドという愛らしい歌手に恋をしたのですが、彼女の方では、「お兄様への気持ちは何年経っても恋には変わりません」と、はっきりと拒まれたことが書かれていました。24日のNHKテレビでは、その後17年ほどアンデルセンはあきらめなかったと紹介されていました。(確か、35歳から52歳までだったと思います。)

 うーん、何と純情な人なのでしょう。

 アンデルセンが片思いした相手、ジェニー・リンドは、実は音楽家に恋をしていたのだそうです。メンデルスゾーンがその愛の対象だったそうで、何ということなしに「おお」と思いました。けれど、秘めた思いと本にありましたから、メンデルスゾーンに打ち明けることもなく、ジェニー・リンドは自分の胸の内にその思いをしまっておいたのでしょうね。

 うーん、純粋な恋の思いが必ずしも報われるばかりではないこと ・・・ もったいような、美しいような ・・・ アンデルセンの童話は、悲しい中で終わるものが結構あるように思います。 結ばれない恋に胸を焦がし続けていたことも一因でしょうか。

 詮索は控えて、童話は童話として読む ・・・ と書きつつも、何だかいろいろなことに思いを巡らしております。今宵は、メンデルスゾーンがシェイクスピアの戯曲をもとに作曲したあの曲を聴きながら休むことにいたしましょうか。

 曲名は、そう、「真夏の夜の夢」です。

 結ばれない恋も、それゆえにエネルギーを保ち続ける ・・・ そういう側面もあるのかもしれませんね。つい、がらにもないことを書いてしまいました。

 今日も、よい日となりますように。

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