病んでいる友人に
ある書物で、こんな詩に出会いました。今日も手術後の痛みと闘っている友人にお届けしたいと思います。
しなう心
苦痛のはげしい時にこそ
しなやかな心を失うまい
やわらかにしなう心である
ふりつむ雪の重さを静かに受けとり
軟らかく身を撓めつつ
春を待つ竹のしなやかさを思い浮かべて
じっと苦しみにたえてみよう
細川 宏 詩集より
作者は緩和ケアのない昭和42年に胃がん末期のいたみとたたかって
若くして亡くなった医療関係の学者だそうです。
今日は、9月9日 ・・・ 「苦」が重なっているともとれますが、中国では
重陽の節句という慶賀されている日だそうです。
よき日となりますように。
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