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2010年9月 8日 (水)

無欲・強欲

 暑さに溶けたチョコレートみたいになっていてはいけないと、少し真面目にピアノに向かいましたら、次の日、てきめんに手首付近の筋肉に後遺症が・・・

 使っていないと、てきめんに衰えることを身を以て感じました。

 せっかく、一時期、毎日ピアノに向かって築き上げた効果が、失われるとなったら、何と速いことでしょう。

 練習時間が落ちたことを今年の暑い夏のせいにできないかと考えました。そうです。ピアノの部屋には扇風機はあるのですが、クーラーがないのです。

 あまり寒暖の差があるとピアノの健康に影響がないかと漠然と思ってのことでしたが、除湿機能を働かせたり、ご近所に音の迷惑をあまり及ぼさないためには、窓を閉めておいたほうが少しはいいでしょうし ・・・ そうなると、クーラーか、冬場のことも考えてエアコンを付けたほうがいいでしょうか。

 そう思って、大型電気店の広告を見始めましたら、むむっ、いつの間にかエコポイントがつく今年中にテレビをどうぞというキャンペーンに目と心が惹かれていました。うーむ、40インチを超える画面のテレビが7万円台の後半で買えるところまで世の中は歩み寄ってきているのですね、驚きました。

 そして、さらにさらに、封じ込めていたはずの新型パソコンが「私を買えば、パソコンとテレビ、そしてDVDレコーダーの三役が兼用できますよ」と広告の中からウインクを送ってくるのです。しかも、ブルーレイが読み書きできる機種もあるのですね。

 「いかん、いかん」と朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」の登場人物が妖怪を見たときにするように、目をしばたかせ、顔を動かし、見たものを見なかったことにしようと努めるのですが、なかなか、電機製品の誘惑には強い力があります。

 機能限定のパソコンで、少し前には最高の機種にしかなかったパワーを備えたものが10万円を切る価格であるのですが、店頭に足を運ぶと、付加価値のついた機種が並んでいて、ちょっとずつ誘惑に合わせて移動していくと20万円近い機種に対面している自分に気がつきます。

 海や川に心地良く棲んでいる魚が餌に飛びついて釣り上げられてしまうような ・・・ トドのような体形と重さをしていても釣られるときは釣られてしまうのですね。

 よーくよく、考えて、強欲には別れを告げ、無欲の人になろうと思います。

 さて、ピアノの部屋のエアコン ・・・ 初心に返って、これを設置するかどうか ・・・ この夏は、さすがにやがて涼しくなって、来客があっても、扇風機、団扇、冷たい飲み物でおもてなしできるようになるとは思いますが、やはり、備えておきたい気がいたします。

 でも、生きていけないわけではありませんから、もう一思案してみますね。

 少し使わないと衰えるのは、ピアノ用の指や腕だけでなく、腹筋や、そして頭脳もそうですね。 「能力」と書くところを「脳力」とか「悩力」とか書いてしまいそうな現状です。

 暑さのせいにしないで、きりっとした生き方を築いてまいりたいと願っております。

 さて、今日もよい日となりますように。

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