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2010年10月29日 (金)

ムーミンパパ

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   このブログ「ムーミンパパのシルエット」という名は現職時代の小学校で「ムーミンパパ」というニックネームを私がいただいていたことに由来しています。

  私とムーミンパパの結びつきについては以前にも書かせていただいたことがあるのですが、時々原点に立ち返るのもよいかと思い、改めて書かせていただくととにいたします。

  ちなみに、他にもニックネームがありました。「ドラえもん」「アンパンマン」「たれ目パンダ」などなど・・・。 これらの共通点は・・・あまりにもはっきりしているので省かせていただきます。

 さて、本題に戻ります。小学校のPTAの会合でこんなお話をしました。

    ◇  ○  □  ☆  ※  ☆  □  ○  ◇

 私の長男が小学校に上がるまえのことです。休日に親子で、テレビのアニメ「ムーミン」を見ていました。

 いつもは、平和なムーミン谷なのですが、その日は悪人たちが登場し、ムーミンのガールフレンド、ノンノンをさらっていってしまいました。

 ムーミンは、悪人を恐れながらも、勇気を奮い起こしてノンノンの救出に向かいます。

 その場面で、私は長男に話しかけました。

「お父さんはね、おまえにムーミンみたいな子になってほしいな」

 息子が息を呑んだような表情をしました。

 私は、たまの父親の一言はこんなにインパクトを与えるものかと思いましたが、息子があまりにも真剣な顔をして、涙さえ浮かべていたので、どう思ったのかを尋ねました。

 彼は言いました。 「お父さん」  「うん」

「ぼく、あんな顔にはなりたくない。 いつまでも人間でいたい」

 「・・・ ・・・」

 反省いたしました。

 私がムーミンの勇気をイメージして語ったのに、幼い息子は、あのカバとブタの合わさったような、そしてしっぽのある姿になれと言われたのだと思って、驚き、深く悲しんでいたのでした。

  PTAの会合で保護者の方たちへの話をこう結びました。

 寝転がって、アニメの主人公を指さしながら「息子よ、あのように育て」  「分かった、父ちゃん、ぼく、がんばるよ」 こんなふうにことが進むのなら、子育てってとても楽なことです。

 でも、そうはことはうまく運びません。自分のひたむきに生きる姿を見せながら「わが子よ、お前もこのように生きよ」と、真剣に子どもと正面から向き合って育てましょう。

    ◇  ○  □  ☆  ※  ☆  □  ○  ◇

 ムーミンパパは、平和でおおらかに見えます。それは正しいイメージなのです。そして、私にとっては自戒と反省の大切さをも思い起こさせてくれる存在でもあるのです。

 おつきあいいただいて、ありがとうございます。

 冒頭の写真のムーミンパパたち ・・・ まだまだムーミン谷グッズはあるのですが、どれも、親しくしてくださる方々からいただいたものばかりです。

 本物のムーミンパパとは距離がありますので「ムーミンパパのシルエット」と題していますが、こんな私のブログでよろしかったら、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今日も、よい日となりますように。

  

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コメント

お忙しい時に早速ご誠実に対応していただきまして、深く感謝申し上げます。
そうですか、さんびか第百五十九ですか、ありがとうございました。
「正義と微笑」でしたか。重ねてありがとうございました。
さんびかって美しいですねぇ~

パソコン上ではございますがムーミン パパさんに出会えてとても嬉しく思います。
ムーミン パパさんの世界は私の財産です。
いろいろ、お妨げいたしました。お許しください。

※ ムーミンパパより

 過分なお言葉をいただき、ありがとうございます。
 まだ、結論にたどりつくまで確かめなければいけないことが残っている段階ですので、もう少しお時間ください。
  私自身にも勉強になることですので、楽しみつつ調べさせていただきます。

 明日もよき日となりますように。
   

投稿: スマイル ママ | 2010年10月30日 (土) 11時38分

コメントではないのですが、教えていただきたいことがありまして書かせていただきました。
お忙しいのにすみません。実は、ずっと以前に太宰の著作の巻頭に讃美歌と記された一文がありまして、それがいまだに心にのこっているのですが、詳しいことがわかりません。
掲載されていた本の題名も思い出せないのです。聞いてください。

「我が足か弱くけわしき山路 登りがたくもふもとにありて たえず歌わばききていさみたつ人こそあらめ」

※ ご質問、ありがとうございます。 そういう作品があることを学ばせていただく機会となりました。

 インターネットで検索してみましたら、こんな記述がありました。歌詞がつながっているのか、別の歌なのかはまだ分かりませんが、とりあえず、引用し、そのホームページのURL(アドレス)を記させていたdきます。

『正義と微笑』(太宰治著)のなかにでてくる「わがみちにはなさきかをり…」で始まる賛美歌の歌詞が知りたい。
A. 出典⇒『太宰治全集5』(1978年刊)「正義と微笑」の章末に、二行の歌詞とともに「さんびか第三百十三」との記述あり。 キリスト教事典⇒『日本キリスト教歴史大事典』讃美歌の項にて賛美歌集の編集が数回繰り返され、その度に収録歌数なども差異があった経緯が判明。『正義と微笑』が太宰の18歳時(1923年)の作品であることから、1903年(明治36年)編纂の讃美歌集の313番ではないか。 インターネット⇒国立国会図書館近代デジタルライブラリーより『讃美歌第〔1〕,2篇』(警醒社 明治36年刊)の第三百十三に該当の歌詞あり。歌詞全部を確認することができる。
   http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/docs/news/refarence0810.html  福岡市総合図書館のページです。
国立国会図書館近代デジタルライブラリーも調べてみますね。 まずは、今日はここまでで、お許しください。岐阜県立図書館に近く行きますので、『正義と微笑』の原文に出会えるかどうかも確かめさせていただく予定です。

 それでは、また。

※ムーミンパパより

 太宰治関係の記述で、二つの讃美歌が掲載されているのを見出しました。

わがあしかよわく けわしき山路
のぼりがたくとも ふもとにありて
たのしきしらべに たえずうたわば
ききていさみたつ ひとこそあらめ
                  さんびか第百五十九

わがゆくみちに はなさきかおり
のどかなれとは ねがいまつらじ
                  さんびか第三百十三

 159番が引用されている作品が、313番と同じ作品なのかどうか、そのあたりが、まだ判明しません。

投稿: スマイル ママ | 2010年10月29日 (金) 12時15分

かなり笑わせていただきました!
なるほど、子どもらしい受けとめですよね。顔のこととは・・・・・
私も自分を棚に上げて、娘に理想を要求し期待していることがあります。
「ちゃんと座って食べなさい」と言いながら、時間に追われ、立って朝食をかき込む自分。まだ気づかれてないのが幸いなのか、実はバレているのか・・・・・
それにしても子どもって素敵ですよね

※ ムーミンパパより

 コメント、ありがとうございます。

 別の話ですが、二男の通った幼稚園の園長さんが、こんなことを書いておられます。

 運動会の開会式に臨もうと、玄関先で運動靴を履き、ひもを結んだところで、事務室に忘れ物をしたことに気がついた。誰も見ていないと思って、えいやっとその靴のまま建物に上がると、何と園児のA子さんが「あっ、下履きのまま園長先生が入った。あかんのやよ」
(しまった、誰も居ないと思ったのに・・・)「ごめん、ごめん、急いでいたものだから」

 するとA子さんは言った。「私も今度、急ごっと」
「・・・・・・」

 ほんとうに子どもって、すてきですね。

 よき日となりますように。

投稿: rommy | 2010年10月29日 (金) 01時24分

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