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2010年10月21日 (木)

絵本『クリスマス人形のねがい』

0011  『クリスマス人形のねがい』

 ルーマー・ゴッデン 文

 バーバラ・クーニー 絵

 掛川恭子 訳

 岩波書店 2001年11月12日   第一刷発行

 絵と訳は、昨日の『ルピナスさん』のコンビです。原題を「ホリーとアイビーの物語」といい、これは、「ヒイラギとツタ」という讃美歌からとったものだそうです。

 人形のホリーは赤と緑のクリスマスカラーの衣装を身につけています。クリスマスイブのおもちゃの店に並べられた人形は、今日中に買ってもらおうとむしゃぶるいしています。

0010

 人形たちは、人間とは反対に考えるのだそうです。たとえば、こんなふうに。

 「クリスマスには、小さな男の子か、女の子をもらえるのよ」

  いっぽう、このおもちゃの店とは別の町の身寄りのない子たち30人が暮らしている大きな家に、6歳になるアイビーという女の子がいました。他の子は、クリスマスシーズンにあずかってくださる家庭があったのですが、どういうものか、アイビーにはそれがありませんでした。

 さて、この物語、いったいどうなるのでしょうね。

 『ルピナスさん』には絵本を特集した『百万人の福音』を通して出会ったのですが、『クリスマス人形のねがい』は、この絵本に出会って感激した牧師夫妻からのいただき物です。

 それぞれの賜物を生かして一冊の絵本を創り出す人たちの出会い、そしてそのようにして生まれた絵本とそれを読む人たちとの出会い ・・・ 考えると、世の中は実に不思議な出会いに満ちていますね。

  読み終わった後にそんなことにもしみじみと思いをめぐらす絵本でもありました。

 今日も、素敵な出会いのある一日となりますように。

 

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