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2010年11月22日 (月)

『正義と微笑』 太宰 治 

10月29日に、このブログのタイトル「ムーミンパパのシルエット」の由来となった「ムーミンパパ」について書いた折りに、「スマイルママさん」がコメントで、太宰治の作品で冒頭に讃美歌が登場しているものについてご質問くださいましたので、私なりに調べ、『正義と微笑』という作品がそれらしいというところまでがわかりました。

 それから時間が経ってしまったのですが、ようやく図書館で、筑摩書房発行の太宰治全集第5巻(1990年2月27日初版第一刷発行)を手にして確認することができましたので、この文章を書かせていただきます。 

  『正義と微笑』太宰 治 は、170ページあまりの作品です。あとがきに「青年歌舞伎俳優T君の、少年時代の日記帳をよませていただき、それに依って得た作者の幻想を、自由に書き綴った小説である」と太宰 治が記しています。

  冒頭に さんびか第159番の歌詞が紹介されています。

 わがあしかよわく けはしき山路

 のぼりがたくとも ふもとにありて

 たのしきしらべに たえずうたはば

 ききて いさみたつ ひとこそあらめ

 そして、結びにさんびか第313番の歌詞が引用されています。

 わがゆくみちに はなさきかをり

 のどかなれとは ねがひ まつらじ

 本文は、これから読ませていただきます。私自身も興味を覚え、楽しんで調べさせていただきました。「スマイルママ」さん、よい機会をいただいてありがとうございました。

 なお、太宰 治 には、この『正義と微笑』のほか『駆け込み訴え』『碧眼托鉢』など、キリスト教を扱った作品があります。登場人物が聖書を読むシーンが出てくる作品もいくつかあります。けれど、彼自身は、クリスチャンではなく、禅林寺というお寺に墓があります。

※ 上の3行は、次のホームページを参考にさせていただきました。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1327361603

 今日も、よい日となりますように。

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