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2011年1月 5日 (水)

亀のこう(甲・功) 

0006

 うさぎ年に、亀とは、これ如何に ・・・ というほどのことではありませんが・・・

  亀とウサギのかけっこの話で、それを聞いていた幼い子がすてきな意見を出した話、以前にも書かせていただいたかも知れません。

 でも、もう一度、おつきあいくださいまし。

  ウサギと亀の話を幼児たちに語り終わった語り手が、ひょいと、質問してみようと思ったのだそうです。

「ウサギさんは、何を見ていたのかな?」 

幼児たちは声をそろえていったそうです。「亀さん」

  その時突然語り手に次の質問が浮かんだそうです。自分でも予定していなかった質問が・・・「では、亀さんは?」

 幼児たち  「ゴールを見ていたの」

 どきっ  語り手は、驚いたそうです。あまりにインパクトが強かったので・・・ それで、この幼児たちのすばらしさが私にも伝わることになったのですね。

 昨年の12月に、学生さんたちにこの話をしましたら、あるレポートに「がーん、自分は、ゴールを見失ったウサギになっていたことに気がつきました。幼い子たち、ありがとう・・・」

 この学生さんも、すてきだと思います。

 河合隼雄さんの『子どもの宇宙』という本の冒頭に、こういう文があります。

 この世の中に子どもたちがいる。これは誰でも知っている。しかし、ひとりひとりの子どもの中に宇宙があることを誰もが知っているだろうか。それは、無限の広がりと深さをもって存在している。大人たちは子どもの姿の小ささに惑わされて、ついその広大な宇宙の存在を忘れてしまう。

 今日も、ゴールを見つめ、心の中の広く深い宇宙を感じながら、素敵な歩みをする日となりますように。

 

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