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2011年4月 4日 (月)

沖縄からの桜

0020  住んでいる地域の霊園 ・・・ 墓地に行ってまいりました。

  広大で自然に恵まれた環境になっていて、 全体が公園になっているのです。

 開花した桜がたくさんあって、四阿(あずまや)も何箇所かあり、心の安まるところでした。

  その中に、ひときわ鮮やかな紅色の桜が咲いていました。

  沖縄からやってきた桜なのだそうです。この桜の木自身は、(寒いところへやってきたなぁ)と思っているかも知れませんが、訪れる人は喜んで花を眺めています。

  「働く」ということばは、「はたのひとを楽にする」というのが語源なのだとよく耳にしますが、この桜もはたらいてくれているのだと思いました。

 石川啄木の短歌を思い出し、調べてみました。

 こころよく  

     我にはたらく仕事あれ

     それを仕遂げて死なむと思ふ

 この歌は、1910年3月28日の東京朝日新聞に掲載されたのが初出だとのこと。おお、ほぼ百年前に詠まれたのですね。

 天職といえる仕事に就くことができて思いっきり才能と腕を奮うことができる ・・・ そういう人生を送ることを望みながら、そうは生きられないことが多いのではないでしょうか。

 でも、この沖縄からの桜のように、がらっと環境が変わっても見事に花を咲かせる姿も、きっと世の中にはいっぱいあるのですよね。

 今が最善ならばそれは最高でしょうけれど、ベストで最高峰に達してしまえばあとは下り坂ということにもつながる場合もあります。ベターな道を今を大事にしながら切り拓いていく ・・・ そんなことを一本の桜から思いました。 

 今日も、よい日となりますように。 

 

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