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2011年7月30日 (土)

ことばの世界 あれ、これ ・・・

 私の専門は国語科です。

 「この漢字、どう読むの?」 と問われて、ぱっと読めると「さすが、国語科の先生」 となるのは嬉しいことです。 

   大げさに申しますと、国語科専攻の面目躍如 の材料は、随所に転がっていることになります。

 けれど、両刃の剣と申しますか、 「この漢字、どう読むの?」 「むむっ、それは、その-」となると、「それでも国語の先生か」と、実に簡単に面目を失ってしまうのです。

 これは、どの道の専門家もそうかもしれませんが、国語は身近な世界だけに「さすが!」と「それでも」の素材・・・毀誉褒貶(きよほうへん)の素材が多いように思います。

 ですから、謙虚に、地道に学び続けることが特に大切なんですね。 

 美男子を二枚目というのは、歌舞伎を興行する劇場では一枚目の看板は興行主、二枚目の看板には主演男優の名前を書いたことからきている ・・・こういうことも、復習していないとだんだんと忘れてしまうかもしれません。 

 さて、つい最近、読んだ本に、およそ、こんなことが書かれていました。

 「猫なで声」 ・・・ これを、なでられて喜び、甘えている猫の声と思っている人もいるようだが、これは猫が出している声ではない。猫を呼び寄せようとして人間が出している声のことである。性格のきつい人が、それこそ猫をかぶって表面上は優しそうに聞こえる声を出している場合もあろう。

 うーむ、なかなか味のある文章ですね。

 どの本に書かれていたのか、思い出せないので正確な引用ができずに申し訳ありませんが印象に残りました。

 さて、明日は日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 神、聖書、愛、人生、死 などなど、分かっていたつもりのことばが奥深い世界とつながって新しい響きをもつ糸口となるかもしれません。

 どなたにとっても、よい日となりますように。

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