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2011年7月28日 (木)

「いのちのまつり」

0001 「コンサート&トークライブ  いのちのまつり」 というもよおしが、7月24日に各務原市民会館で開かれました。

 主催はNPO法人ぎふ音楽療法協会です。この協会は、「ぎふ音楽療法研究会」と「岐阜県音楽療法士協会」を統合して生まれた会で、今回のもよおしはその設立2周年記念として開催されたものです。

 ナビゲーター 草場一壽

 絵本「いのちのまつり ~ヌチヌグスージ」 「つながってる!~いのちのまつり」の原作者 陶彩画家  この絵本は三つの会社の道徳の教科書にも掲載されるようになったベストセラーとのこと

朗読 副田ひろみ (そえだ ひろみ) FM佐賀のアナウンサー 朗読講師

ピアノ・歌  弓削田 健介 (ゆげた けんすけ) シンガーソングライター

 

 上記お三方の力強い生き方と熱意、磨かれた人間性、わざ などがまっすぐに伝わってくるすばらしい時間の中で過ごさせていただきました。

 アナウンサーの副田さんは、以前、こうした催しで会場から発せられた子育ての質問に草場さんが「ありがとう」「ごめんなさい」が心から言える子に育てたら、満点です」と即答されたときに、号泣されたそうです。

 そのお話を紹介させていただきますね。

 ◇   ○    □    ☆    ※   ☆   □   ○   ◇

 副田さんは、医学を志していた息子さんをバイクの交通事故で亡くされたそうです。息子さんは23歳11ヶ月、数年前の7月のことです。

 駆けつけて、信じられなくて、冷たくなった体をさすり続けたそうです。目を覚まし、起き上がることを願って長い長い時間 ・・・

 せめて、夢で息子さんが会いに来てくれることを願っておられましたが、元々夢を見ないかただそうで、それもかなわない時期が続いたそうです。

 それが、ある年の1月2日、初夢に息子さんが登場したとのこと。 光に向かって立っていた副田さんの横を駆け抜けて行った若者に声をかけると振り向いたのが息子さん ・・・ はっきりと顔を見せて副田さんに 「ありがとう」と言って、あとは夢の中の若者たちと会話を続けていたそうです。

 そこで、目が覚めた副田さんでしたが、やがて娘さんがやってきて、その同じ夜に見た夢の話をしてくれたそうです。

 娘さんの夢では、友だちでしょうか、若者たちと話している副田さんの息子さんに声をかけても聞こえないほど話し込んでいるので、携帯で呼びかけたら、すぐに携帯で返事が返ってきたそうです。(メールだったようです)

「お母さんに伝えてほしい  ごめんなさいって 」

 ◇   ○    □    ☆    ※   ☆   □   ○   ◇

 副田さんは、草場さんにその話をしたことがなかったのに、草場さんの口から先ほどの「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子に育ったら満点です と会場の方に即答される場面に居合わせたので万感胸に迫って号泣されたのですね。 その日のもよおしでは、その後に副田さんが朗読することになっていたので「こういう状態の私に読めますかどうか ・・・」と事情を話して、朗読に臨まれたそうです。 きっとその日の会場も感動に包まれたことでしょう。

 特に胸を打たれたのは、副田さんがこうおしゃったことです。

 息子さんをなくされた後、職場のかたたちが「しばらく休んだら」と気遣ってくださいましたが、休みませんでした。

 それは、今、自分がへこたれたら息子の23年11か月がマイナスしかもたらさなかったことになるように思える。23年11か月を一緒にいてくれてありがとう、母さん、そのことを喜びながら元気に歩いて行くよって・・・その姿を息子にみてほしいんです。今も、ごらんのように涙が出てきますが、悲しみを引きずっているんではないんです。23年11か月への感謝の思いです ・・・

   ◇   ○    □    ☆    ※   ☆   □   ○   ◇

 一つの会に参加して、心に大きな贈り物をいただきましたので、分かち合いたくて書かせていただきました。 この「いのちのまつり」の講師の方々、そして企画・主催し、運営に携わってくださった方々、ありがとうございました。

 そして、このブログをここまでお読みくださったいただいた方、ありがとうございます。

 今日も、よい日となりますように。 

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