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2011年9月16日 (金)

「月」のお話

 先日の、中秋の名月と満月が一致するのは6年ぶり ということの意味を友人が教えてくれました。 

 秋は三秋、初秋(新暦8月)仲秋(新暦9月)晩秋(新暦10月)にわけられます。中秋の名月(十五夜)は、旧暦8月15日の夜の月のことですから、必ずしも満月にはならないようです。
  とのことです。旧暦8月15日の夜の月は、どんな状態であっても「名月」と呼ばれることになっている ・・・ これは、ライオンであれば、生まれたてでも百獣の王というようなものでしょうか。 名前負けしそう ・・・
 
 すみません、話がそれそうになりました。今年は、その中秋の名月が、たまたま満月と一致した そういうことのようです。
  友人は、さらに調べて、次のことも教えてくれました。
「中秋の名月とは、旧暦8月15日の中秋の月だが、満月はしばしばこれより1日か、ときには2日遅れる。中秋の名月は『仲秋の名月』と書いてはいけない。仲秋は秋を分割した初秋、仲秋、晩秋のひとつだが、中秋の名月の『中秋』は秋全体の真ん中という意味。仲秋より大きなとらえかた。」
 ー「週刊日本の歳時記ー今宵の月」より
 うーむ、勉強になりました。
 このほかにも、芋名月(8月15日)、豆名月・栗名月(9月13日) など 名月をめぐる言葉は情緒が豊かですね。
 教えてくれた友人は、俳句を作るようになって、上記のこと、そしていろいろなことを学んだとのことです。
 一つのことを情熱を持って長く続けること、そしてその積み重ねはとても貴重で、よき宝となりますね。 
 見習いたいです。 ありがとうございました。
 座して教わるだけではいけないと、私も少し取り組んでみました。角川の俳句歳時記第四版から、名月の句を引用させていただきます。
しみじみと立ちて見にけりけふの月   鬼貫
名月や池をめぐりて夜もすがら     芭蕉
名月や畳の上に松の影         其角
名月をとつてくれろと泣く子かな    一茶
名月や笛になるべき竹伐らん     正岡子規
名月や故郷遠き影法師         夏目漱石
名月や門の欅も武蔵ぶり       石田波郷
名月や洗ひ伏せたる日々のもの  村松紅花
満月や耳ふたつある菓子袋     辻田克巳
満月の闇分ちあふ椎と樫      永方裕子
けふの月長いすゝきを活けにけり  阿波野青畝
十五夜や母の薬の酒二合      富田木歩
十五夜の雲のあそびてかぎりなし  後藤夜半
 どの句がお気に召しましたか。
 今日の月 旧暦8月15日の名月
 後の月   旧暦9月13日の名月  だそうです。
 今日も、よい日となりますように。
 

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