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2011年9月26日 (月)

ナイチンゲールのことば

 「病気は回復過程である」 

 ・・・ フロ-レンス・ナイチンゲール著 『看護覚え書』(現代社 巻頭より

 上に記したナイチンゲールのことばは、『クロワッサン』 マガジンハウス 発行  2011年 2月号で、日本赤十字看護大学の川嶋みどりさんが書いておられる文章からの引用です。

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 150年ほど前に書かれたナイチンゲールの『看護覚え書』を、看護の根本的な思想を記した大切な本と川嶋さんは受けとめて、歩んでこられました。

 看護の本質は、自らを癒やそうとする自然治癒力を引き出すものとしたナイチンゲールの思想・理念を現代に蘇らせたいと考えた川嶋さんは、ナイチンゲールのこの本の映像化することに今泉文子監督と取り組み、45分の映画 ・・・ 『病気は回復過程であるーナイチンゲール「看護覚え書」より』を作り上げられたそうです。 問い合わせ先 ユーエヌ 03-3470-7442 (30人から10人ほどの集まりであれば、出張上映してくれるそうです)

 川嶋さんは、ナイチンゲールの考え方を食事を例にとって、次のように書いておられます。

 3時間おきにカップ1杯の食べ物を摂るべき患者の胃が受けつけないなら、1時間おきに大匙1杯与える。それでもだめなら15分おきに茶匙1杯与えてみる。これが看護。

 以下は、川嶋さんのことばです。

「医療の場で、薬や注射と同じように、きれいな水、新鮮な空気、陽の光などが、実はどれほど重要なのか。看護する側の、よく動く手と、気働きがどれほど重要なのか。私はよく、熱湯とタオルがあれば人を直すことができるのよ、と言うのですが、この(ナイチンゲールの)本には現代社会にこそ有効な知識、経験則が満載です。とくに、効率化を追い、機械化が進む現代医療の中で、看護は人間性を守る、唯一の、最後の砦だとさえ私は思っています。

  どれほど強い思い、使命感、誇りを、ご自分の生涯をかけて歩んでおられる看護に抱いておられることでしょう。心をうたれました。

 私は、看護を天職とする道を歩む者ではありませんが、自分の打ち込んで歩む道において、ナイチンゲールや川嶋さんの信念、高い志と見識に学んだことを生かしたいと思います。

 今日も、よい日となりますように。

 

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