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2012年2月25日 (土)

『大きな時計』

0002_2『大きな時計』  舟越保武 著

すえもりブックス 1992年4月23日 第一刷

 著者は彫刻家で、長崎の二十六聖人像を作った方だそうです。

 この本には日本経済新聞の夕刊の「明日への話題」というコラムに連載された27編の文章がおさめられています。

 書名は著者が寄席で覚えて気に入った言葉の一つ、「大きな時計に小さな時計、どっちも時間がおんなじだ」からつけられたそうです。

 犬の散歩で立ち寄る小公園にいつも大きな声で仲間たちに威張っているガキ大将らしい幼稚園児がその日は一人でいた。ベンチに掛けて犬の頭をなでながらしばらく会話をした。

急に私の顔を見て「オジチャン、ゴハンタベニイッテモイイ?」言った彼の目の中に、私の孤独をいたわる思いがあった

 というような一文があり、あたたかい読後感が残りました。

 

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著者は、コラム執筆のあと間もなく、脳梗塞で右半身不随となったとのことです。その後、少しずつ左手でデッサンを始められたとのことで、この本に収められているデッサンは、すべて左手によるものだそうです。

 頭がさがります。

ちなみに、この本の著者、舟越保武さんは、すえもりブックスの末盛千恵子さんのお父さんだそうです。

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日、キリスト教会の礼拝へどうぞお出かけください。

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コメント

「氷が溶けたら何になる?」を見て思い出した会話です。
その1 「海の水はどうしてしょっぱいの?」
    答え「お魚さんが泣いたから」。

その2 「どんより」という言葉を使って文章を作りなさい。
「僕はカツ丼より、天丼が好きです」
このギャグわかりますか? お後がよろしいようで。

「山田の挨拶はつまらん」

※ ムーミンパパより

 おお、コメント、ありがとうございます。 「笑点」の林家たい平さんの大滝秀次の物まね付きでなかなかのものですね。

 「むしろ」を使っての短作文で 「ぼくは、むしろを敷いて寝た」というのを思い出しました。 必殺技は、どんな語句についても「ぼくは○○という言葉を辞書で調べた」という解答です。応用自在ですが、どう採点されるかは「?」です。

 あたたかくしておすごしください。よい日となりますように。

投稿: ふくろう爺さん | 2012年2月25日 (土) 19時46分

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